細胞診の続きからです

 

 

 

「針を首に刺す!?」と

注射嫌いの私には地獄のような響き()

もちろんそんな検査受けたことないから

どれくらい痛いのかもわかりません

 

先生はそれを察したのか

「髪の毛より細い針だから

ちょっとチクッとするくらいだから平気だよ~」と

 

ベットに横になり、エコーの画面で確認しながら

いざ針を首に!!

(え?痛くない?()

ほんとに痛くなくて

つままれたくらいの感じでした

 

結果が出るまでいったん待機

 

また診察室に呼ばれ

先生が顕微鏡の画像とエコー写真を見せながら

説明してくれました

 

結果は「甲状腺乳頭がんの疑い」

今回とれた細胞を見る限り

ガン細胞のようなものと断言できるものが少なかったからだそうです

 

なので、確定した診断はいったん保留

橋本病だけは確定しました

 

また2~3か月後に検査しなおしましょう

ということになりました

 

ガンかもしれないのに

そんなのんびりしてていいの!?

とめっちゃ不安になっていたら

 

先生曰く

甲状腺乳頭がんは進行が遅く

もし手術してもそのあと再発とか転移の心配は

他のがんに比べれば少ないと

 

患者さんの中にも

ガンなのに5年以上放置していて

元気な患者さんもたくさんいる

ということでした

 

何千人と診てきた先生がそういうのならと

ちょっと安心しました

 

でも私には一番気になることが

 

「甲状腺疾患で妊娠できるのか」

 

 

先生の答えは

「全然大丈夫!!」

「甲状腺が悪いから妊娠できないとかいう情報が多く出てるけど

 専門家から言わせるといい迷惑なんだよね」

「君の甲状腺に責任はないから大丈夫!

今までタイミングが合わなかっただけだよ」

という答えでした

 

これでとても安心したのを覚えています

 

「もしガンでもタチの良い種類だから大丈夫!」

「妊娠できないと心配しなくていい」

この言葉があったから

私は最後まで泣かずに過ごせていたのかもしれません

 

次回はいよいよガン診断確定の話です

 

 

****甲状腺ガンでも妊娠・出産****