もともとクソ真面目な私はコロナが流行り始めてからは電車にも乗らず、住んでいる街から出ることさえしなかった。
当然、北陸の実家に帰ることもしていなかった。
それが両親への愛だと思っていた。
私の住む街ではあちこちでコロナの陽性者が出ていたし、以前より私は風邪をもらってきやすい体質で、毎年年末の帰省中から風邪で寝込んでいた。
70代になった両親にコロナのもとへコロナを運ぶようなことはしてはいけない。
その気持ちを父はわかってくれたけど、母は私に会いたがっていた。
私は理由があるから会わなくても平気だと思っていた。
でもある日、母が「今ユウタがマミちゃんを連れて遊びに来てるの」と電話をしてきたので「うわ〜〜ん」と大声を上げて泣いてしまった。
弟のユウタは私と同様、実家を離れて暮らしている。
娘のマミちゃんを連れて、県境をいくつも越えて、実家に帰ったのだ。
「我慢してるのに、なんでそんなこと教えてくるのぉぉお〜〜」と叫ぶと母はマミちゃんに「おばちゃんが変なことになっとるね」と言って電話を切った。
私は余計に悲しくなってまた大声で泣いた。
横でそれを見ていた息子が、それからは「ばあちゃん嫌い」と言うようになってしまった。
当然、北陸の実家に帰ることもしていなかった。
それが両親への愛だと思っていた。
私の住む街ではあちこちでコロナの陽性者が出ていたし、以前より私は風邪をもらってきやすい体質で、毎年年末の帰省中から風邪で寝込んでいた。
70代になった両親にコロナのもとへコロナを運ぶようなことはしてはいけない。
その気持ちを父はわかってくれたけど、母は私に会いたがっていた。
私は理由があるから会わなくても平気だと思っていた。
でもある日、母が「今ユウタがマミちゃんを連れて遊びに来てるの」と電話をしてきたので「うわ〜〜ん」と大声を上げて泣いてしまった。
弟のユウタは私と同様、実家を離れて暮らしている。
娘のマミちゃんを連れて、県境をいくつも越えて、実家に帰ったのだ。
「我慢してるのに、なんでそんなこと教えてくるのぉぉお〜〜」と叫ぶと母はマミちゃんに「おばちゃんが変なことになっとるね」と言って電話を切った。
私は余計に悲しくなってまた大声で泣いた。
横でそれを見ていた息子が、それからは「ばあちゃん嫌い」と言うようになってしまった。