「相手の反応が自分のコミュニケーションの成果である」について | Do it Anyway!

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発達障がいのある息子と幸せに生きていくために、2012年サラリーマンを卒業!
一年以上経ってようやく具体的に飛び込む活動が見えてきたので、2013年10月、ブログのタイトルを変更しました。

さあ、あとはやるだけさ(あ、だと英語はJust Do it!だな…)

いつもありがとうございます。boonboonです。

ちょっと前にNLPの前提について触れました。
今日は、まずNLP全般について軽く触れて、
その後、紹介した前提のひとつ、
「相手の反応が自分のコミュニケーションの成果である」について
書きたいと思います。

以前にも書いた通り、
NLPは、Neuro-Linguistic Programmingの略です。

Neuroは辞書を引くと”神経”となりますが、
NLPの場合は、”五感”を表します。
視覚、聴覚、身体感覚、嗅覚、味覚といったものです。
人はこれらの五感を通して出来事を体験します。

Linguisticは”言語”です。
五感を通して体験された情報は、
言語に”翻訳”されて、思考をとおして意味づけされ、
この言語によってコミュニケーションします。

Programmingは、そのままの”プログラミング”です。
NLPの場合は、思考や行動のパターンのことで、
コンピューターのプログラミング同様、
望む結果が得られなければ変えることができる、とされています。

例えば、ストーブの上で、
真っ赤っかになっているやかんを手で触った場合、
手に感じる、「じゅっ」ていうのが”五感”を通して得られる体験で、
これを「熱い」と言語化して、この体験に意味をつけて
「これ、熱いよ」と他の人とコミュニケーションします。

面白いのは、この体験を「熱い」
と言語化する人ばかりではないということです。

というのも、言語化する段階で、
その人独自の「思考」が入ってくるためです。
例えば、先ほどのやかんを手で触った体験を「熱い」ではなく、
「危険」する人もいれば、「痛い」とする人もいます。

さらに、人によっては「熱い=危険」という人もいれば、
「熱い=なんか面白い」と考える人もいるかもしれません。

その結果、「これ、熱いよ」と言われた場合、
前者であれば、
 「危ないから近づかないようにしよう」となるし、
後者であれば、
 「面白そうだから、ちょっと触ってみようかな」となって、
その行動は180度違ったものになります。

こういった体験・出来事、言語化、行動の相互作用を利用して、
人とのコミュニケーションを円滑にしたり、
自分の行動を、望む結果が得られるように
変えてみたりできるのではないですか、
というのが、NLPのざっくりした考え方です。

で、NLPの前提のひとつである
「相手の反応が自分のコミュニケーションの成果である」です。

例えば「もっと字をきれいに、ていねいに書きなさい。」
と子どもにいっても、全然効果がないってありません?
我が家の息子くんはそうでした。

まぁ、”きれい”とか”ていねい”ってむちゃくちゃ主観的であいまいなので
そのせいじゃないの、というのもありますが、
この問題を、字をきれいに、ていねいに書かない
相手のせいにするのではなく、
自分の伝え方を変えてみましょうということです。

というのも、そもそもコミュニケーションというのは、
”伝えたい”というこちらの意図がある限り、
こちらが何を言ったかではなく、
相手がどのように受け取って、反応してくれたかに
意味があるはずだからです。

例えれば、キャッチボールで相手からボールが帰ってこないのは、
相手のボールの受け取り方や、投げ方の問題にするのではなく、
そもそも相手が取れないところにボールを投げたからではないだろうか、
と考えてみましょう、ということです。

先ほどの字をきれいに書くことについて、
息子くんには、
「マスをはみ出さないように、小さいじをゆっくり書いてみたら」
といったら、かなりきれいに書けました。

息子くんのように自閉症の人は、
あいまいなところを理解するのがちょっと苦手だし、
感覚も個性的な場合があります。

キャッチボールのたとえで言えば
ストライクゾーンは狭く、
しかも、常識では考えられない所にあるかもしれないということです。

でも、表面上の出来事だけ見ると、
「字をきれいに書けない」つまり「書く能力がない」ととらえてしまい、
ついついイライラしてしまいます。

NLPを学ぶ前の自分はそうでした。
そのせいで、きっと息子くんを傷つけていたんだと思います

たったこれを知っているだけでも、
不用意に、無駄に、子どもの自己肯定感を損なうことがなくなります。

もちろん、障害の有無や、
親子間のコミュニケーションに限るものではなく、
仕事場でも、ちょっと意識するだけで、
実は、自分が一番”楽”になるんです。

この話、お役に立てたらうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。