今年のお盆は
夫の実家へは行かなかった。
外食になった食事会へも行かなかった。
お姑と義兄家族に顔を合わせずのお盆は
初めてだ。
コロナ真っ只中の時ですら食事会を
催されたお姑さま。
当時義父は、持病での通院もあったし
ガンが見つかって別な病院に通い出した
ばかりだったのに。
その時ですら私は一瞬だけ顔をだしに行った。
義父がいた時のお姑はいい母親像というか
姑像を義父に見せる為に、義父の前だけは
頑張ってた気がする。
今は息子の前でだけそれなりに装ってる。
とにかく結婚して10年経つと
夫の実家には「行かない」を行動に
出せるようなった。
この日、夫が帰ってきたのは
17時過ぎだった。
帰ってくるなり「今日疲れたわ」の一言。
げっそりした顔だった
ハンドルキーパーが居なくて、
アルコールが飲めなかったのもあるのか?
まぁ、いくら身内とはいえあの家族と
シラフのまま半日一緒にいたら
そりゃ疲れるだろうねっては思う。
お酒で意識にフィルターかけてないと
遠ざけたくなってくるというか…。
不思議なのよ。
あの家族との集まりって、
なぜか吸い取られる感じがあって嫌なの。
全部向こうの調子に持っていかれてる感じ。
こっちの配慮や気遣いは完全無視で、
自分の時間だけが奪われてる感じするのよね。
夫は今回アルコールが飲めなかった分、
うっすら感じたのかもね。
その感情を私みたいに分析して
深掘りはしないだけで。
しかも今回のお食事会も案の定、
サラダバーのある飲食店だったらしい。
あの演目を見ずに済んだかと思うと
それだけでもミッションクリアだわ。
追加して言わせてもらえば、
姑のプライドからくるマウントお喋りを
聞かずに済んだことも入れておきたい。
食事会の話を夫から聞いてみると、
この日も姑は嫁よりも自分が上だっていう
対抗意識が全面に出していたのが分かった。
これは元気のバロメーターだから、
お盆の食事会に行かなくても
嫁としての任務は全うしてると思う。
夫はこの集まりの中で、
私の姉の子供達の話をしたらしい。
姪っ子の高校受験合格の話だ。
姪っ子が受けた高校は、
夫も受験経験ある学校だった。
その高校に姪っ子が合格した時は
夫は私よりも嬉しそうだった。
姪っ子が部活をしていた事も知っているし
どれだけ頑張ったのか私よりも理解を
してる様だった。
でもお姑は違う。
その場に居なかったから何とも言えないけど
嫁側の姪っ子の話を聞いたお姑の返しは
「あたしの親戚には俳優がいるんだってー」
だったぽい。
夫が話す時系列的に、嫁側家族の話を聞いて
自分の手札を切った感じがした。
近い血筋には有名大学を卒業した
女性アナウンサーがいるらしい。
なんて話をすり替えたなって思いながら
夫の話を聞いた。
姑の構われたい感じと、社交場の棘に対して
家系自慢を披露しちゃうところは
なくてはならない感じなのかしら?
自分が女性アナウンサー気取りかしら?
やっすいなと私は思ってしまう。
自分の努力でもないのに。
俳優に関しては系列を辿っていくと
もうそれは赤の他人じゃない?くらいの
中身だった。そしてその場にいる全員が
認知してない人だった。私も知らない。
自分が見ているところに出ていなければ、
そんなものよね。
先月、姑は関西にいるお姉さまのところへ
兄弟揃って会い行っていた。
その時に家系の話になったらしい。
あの人はどうで、この人はどうだみたいな。
それがあったからなのかしら?
でも姑としては不服だっただけに見える。
嫁側家族の姪っ子が高校合格。
ひとつのイベントが上手くいった事に
「おめでとう」という気持ちよりも
ふーんってくらいの関心。
親戚に俳優いるらしいけど会った事ない人に
興味もてないのと同じかな。
姑の場合はどちらかというと、
自分の長男息子の娘達が
勉強に関心がないのを知ってるから
広げたくなかったのだろう。
自分と血が繋がっている孫たちは
受験などに一切興味ないから、
引き合いにされたくなかったんだ思う。
その場に私はいなかったけど、
「ふーん」って顔で聞いてたと思う。
「ふーん」ってちゃんと言ってるのが
目に浮かぶ。「ふーん、そうなのー。」
「そういえばねー、このあいだ姉さんところに行ったときに聞いたんだけど。あたしの家系にはねー」って話を変えたんだろうな。
お姑からして血の繋がった
孫だったら違うんでしょうね。
受験合格も自分と繫がってる存在だったら
それはもう大喜びでしょうね。
自分が凄いって思いたいだけの様な
感覚で大喜びしそう。あたしの家系だから。
あたしの血が繋がってるから。
そんな感じかな。
私は嫌だな。
姪っ子の合格も言うつもりがなかった。
お姑のスイッチが入るのは目に見えてたから。
あー、行かなくて良かった。