続く、年上女性Oさんとのやりとり。
「登山の過酷さをわかり合えるのは有り難い」
と言う彼女。
話が通じ合える人とだったらそうかもね。
私は彼女と話が通じてない気がする。
「登らない人は感想が軽いというか」
という彼女。
「でも感想が軽いのは仕方がない」
「そこを求めちゃいけない」
「修行だから」
誰と喋ったのかしら????
登山の後に2時間かけて滝を見に行きたくて、そのあと温泉に入りたくて、それから16時台の新幹線に乗って別な神社に行きたかった彼女。
自分自身と対話したの???
誰と喋って感想が軽いと思ったの?
自分は軽くないの?
登山の前に1人で奈良と三重に行っていた彼女。2日間でかなりの移動をしている彼女にとって1〜2時間の移動距離は容易かったんだろう。乗っているだけだから。
彼女の住んでいるところにも登山できる山はある。その話を私がした時、彼女は躊躇した。
今度は私を登山に連れて行ってくださいよって言われたと思ったらしい。
そこまでの移動距離と、登山が終わったあとに汗まみれの私を自分の車に乗せることが嫌のが分かった。「ご飯食べにこっちにおいでよ〜」と話を変えた彼女。
はて?じゃあ汗まみれになった彼女を自分の車に乗せている私は、一体何をしてるんだろうか?何なのだろうか??彼女が温泉に入りたかったのは、私への配慮じゃない。
登山後に彼女が計画した新幹線の乗車予定は16時台だった。乗れるはずないよね。
実際駅に向かった時間は19時半。
それでも彼女の中ではまだ次の神社へ行きたい気持ちがあるのが分かった。
私の車に汗まみれで乗れても、神社に体を洗わないで行くのも新幹線に乗るのも「失礼よね〜」だった。
彼女は言うの。
人に腹が立ったとき「自分はそんなに偉くないって思えばいい」って。
Oさん、私も勉強になったんですよ。
自分が大変な時はものすごく謙虚なるけど、本当は主張の強い人なのを思い出した。
自分の都合のいいように物事を解釈するし、場当たり的な考え方をする人だった。
彼女はいつの間にか個人で占いを始めていた。
私がお金を出して占いに行く事があれば、まずその占ってもらう人がどういう人なのか知っておきたい。当たる当たらないよりも、人生相談よね。自分より考える層が少ない人に、噛み砕いてもらうことがあるのか?って思えた。
根本的な悩みを捉えてほしいと思って占いに行く人はいないんだろうか。人生経験とそのセンスはいると思うのよ。
私と山を登るってなった時、彼女は自分がこっちに「呼ばれたんだ」って感覚でいた。
私にじゃない。彼女が求めてる何かに呼ばれてる感覚でいたのよ。
私が落ち込んでいて自分が必要だったから呼ばれたんだって思ってた。その感じがもう勘違い。私は彼女とすでに会いたくなかった。一緒に行きたくなかったのよ。
勝手な自分の解釈に私を使うなって思ってた。
あなたが行きたいと思ってる山に、私を誘えばあなたは楽に目的地に向かうことができたから、私を誘ってここまで来たんでしょ。
あなたがそうしたくて自ら計画を立てたのよ。信心深い事を責めるわけじゃないけど、あなたのお陰でうわべな人もいるって疑う免疫が強くなった。
ちゃんとあなたの欲でこっちに来たことを自覚してくださいよ。あなたは自主的に来たのよ。
何で呼ばれたってことにこだわってんの?
自分から来ることの何が悪いの???
きっかけが自分発信なのは駄目なことじゃない。
頂上まで一緒に行かなかったのは、現実的に体力を温存したかったっていう理由だよ。
説明したよね。なのに何で伝わらないんだろ?
無理をして頂上目指すのがベストではないのは、大抵の人が心得てる事だと思う。
汗をかきすぎて服がぬれて風に煽られて、蒸し暑かったけど体温は持っていかれてた。頭痛があれば血の気が引く症状がでてくるのは、私の中ではいつものことだった。冷感素材のウェアを着ていた後半は風が吹くたび寒気がしていた。
これをどうやって説明しても、神秘的現象として捉える彼女。「無理をしたら駄目だって神様が教えてくれたんだよ」って言うのよね。「神様を感じた」って。
そうなのもしれないと私も受け入れるよ。
その前に一回ね、自分の体力に合ってない山を登ってたんだから、そりゃあ体は疲弊するでしょ。って考え方にはならないのかな?
明日も休みだから無理していい、そんなあなたとは違うんだよ。
目に見えないものの影響には勝手な解釈はするのに、なんで見える現実は受け入れないの?
そんな受け取り方の人と、同じ思い出を共有するつもりはないけどな。
「登山の過酷さをわかり合える」って言われても、一緒に登ったのに気持ちが噛み合わないのは何でなの???
「ここで別れましょう」っていう相手の表情が読み取れないのに、見えないものへのアンテナだけは張るわけ???
一緒に最後まで登ってたら、ますますあなたのペースに持っていかれるだけな気がしてた。
それにね、彼女はせっかく時間をかけてここまで来ていて、私のペースに合わせて時間をロスして彼女が頂上を目指せないのは悪いと思ったのよ。
全部の選択を何かに導かれている、目に見えないものに委ねようとする彼女。
だとするなら、私が頂上まで登らなかったのは、これ以上あなたの都合に付き合う必要はないって言われたんじゃないんだろうか。
自分の都合の良いように解釈するなら、これも合っている事になる。
彼女の行きたい満月の日付で、私が仕事の休みを取った。それでも日にちを変更しようとしてきた彼女。理由は別な場所へのインスピレーションが来た、という自分よがりなものだった。
「来た」
「北海道の〇〇」
「来た」
「島根の〇〇」
「滝、来た」
何の文脈もなく送らてきてた。
暫く振りに連絡取ったらこんな感じだった。最初はこんな人だったかな?くらいだったけど。人を振り回してくる感が酷すぎた。
20年前の彼女は、音楽を頑張っていたのよね。ライブに行ったりアクティブに動くのが優先だった。今でも着ている服装にその要素が残っている。原色が好きで全部の色を使いたいし、柄までも使いたい人だ。
若い時はね、若いってだけで何故かそれが何かを成し遂げる人に映ったりしていた。他の人とは何か違うみたいな、勝手に周りがそういう風に接している場面があった。
私は私で趣味が違うなと思ってた。
今は写真と動画と情報で溢れてて、みんな確実に目が肥えてると思ってる。そういう流れの中に混ざると、今やもう彼女の着ているものは一気に色褪せてくるんだよね。
過去で止まってる。脱力感がないというか、余裕がないというか。ずっと好きなものを着ればいいのよ。それなのに彼女は他の人の服装に、とやかくものを言うのよね。そうすると私も彼女の服装を受け入れたくなくなる。私が言われてなくてもじゃあ、あんたはどうなのよ???って。あれ?彼女はお姑さまにそっくりだな。
何だか置いてけぼりにされてる人に見えてくる。私の彼女への見え方が変わったのかしら?何かを成し遂げる将来性どころかモヤがかかる。何かが少しずつズレていって、今がある。
「自分はそんなに偉くないって思えばいい」
これもさ、誰かが言ってたよね。
もう、お互い元気で過ごしましょうね。