夫家族とみんなで新年の集まり。
お姑さまが作った食事を当たり前のように見回す義兄嫁。

今年はお節の予約はしなかったので、夫がケンタお重を2つ予約して買ってきた。
なんのお礼もなくお重の前に席を陣取る義兄嫁。子供がいるならこの母親が率先して、子供が喜びそうな食事を準備してもおかしくはない。…が義兄嫁にそんな器量は皆無。周りからしてもらえることがさも当たり前の精神のやつ。
いつも与えられるのを待ってる側の人。


そして子供よりも誰よりも先に、自分の好物に手を伸ばす義兄嫁。お姑さまが用意したお刺身も筑前煮も、サンドイッチもお吸い物も目の前にあるというのに。先に手を付けるのはケンタッキーという所行。あなたの2番目の娘は、まだ買ってきたものに何も手を付けれてないですよ。あなたの娘でしょ。目の前にいる母親のあんたが手助けしましょうよ。義兄嫁よりもよっぽど小学生の次女の方が大人びて見えた。

遠慮してほしいって気持ちで言ってるわけでもない。作ってくれた相手の気持ちを受け取れとれよ。40歳の自分を優先させるなよ。って言いたい。
まぁ、人の事は知らんぷりして自分の事が優先の人だから。それがいつもの如くの義兄嫁なのよね。


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お姑さまの席は毎回部屋の広さの都合上、リビングとダイニングキッチンを仕切る桟のうえ。桟のうえに絨毯をひいてはいるものの、毎年気になっていた。キッチンにも近いから「この席が良い」というお姑は言う。だからもう誰も何も言わなくなっていた。

とはいえ、義父がいなくなって席には余裕ができていた。私の隣に移動しないですか?とお姑に聞いてみた。キッチンからも近い席だから。
そうね、と席を移動しようとするお姑さま。

そこへすかさず義兄嫁が声を張って言う。
自分の娘たちを空いてる席に誘導しようとするわけよね。「長女が座ればいいじゃない」「次女が座ればいいじゃない」って。自分達家族の席が狭いから。ほんとに自分よがりの馬鹿みたいな発想の持ち主だなって思う。
お姑が私の横に行くのが嫌そうだった?のかもしれない。それを察して義兄嫁は行動したのかもしれない。でもそれなら女性特有のあの目配せがあってもおかしくないのに。あの時、お姑と義兄嫁にアイコンタクトは一切なかった。

結局私の横に来たのは、義兄嫁の2番目の子だった。姪っ子は7歳だ。義兄嫁と、というか母親と対面になる形で座った次女。私が世話をするほどでもない年齢だけど、目の前にいる自分の娘に目もくれず、自分のものから料理に手を付ける義兄嫁。
自分の好きな物を目の前にして、いつにもまして年齢のいった40歳の子供にしか見えない。
これは義兄も同じくだ。子供よりも誰よりも先に自分のことが先。自分の母親か嫁か、もしくは私があなたの娘の世話をしてくれるとでも?
こんなに似た者同士が結婚しなくてもと思う。自分たちじゃなくて、誰かが見てくれるっていう姿勢は今年も健在。


子どもを産んで育てても、社会に出ても何も変わらない態度。この人たちは恵まれてるんだよねって思う。人にしてもらえてる事が前提。当たり前。だから自分が身を削ったりするのは嫌なのよ。多分、義兄嫁はまた派遣が切れて仕事はストップしてるのかなと思う。雰囲気がそんな感じだった。


世間が大変なのをニュースで見ながらも、毎年モンスター化して見える下兄嫁の所行に姑よりも距離を置きたいとまた願った。
40歳であの子供じみた行動はもう無いわ。