２４時間マラソンの仕事⑤

２４時間テレビ・エドはるみマラソンの仕事⑤

移動中継車

ＮＴＶ１０７号車
日本テレビにある移動中継車。
箱根駅伝、東京マラソン、横浜国際女子駅伝・・・
マラソンレースの先頭集団を
並走しながら中継し
歴史に残る名勝負を撮り続けてきた車・・・。

憧れの移動中継車のディレクター
本来、スポーツ局が制作するマラソン中継
しかし２４時間テレビは
制作局、しかもバラエティ班が制作。
移動中継車に乗ってディレクターを出来るなんて
最高のシチュエーションであり光栄なこと。

２０代半ばの私はそのチャンスを得た。

「やります。やらせてください。やってみせます。」

初めての経験で不安もあったが
チャンスを逃したくなかった。
チャンスを生かしたかった。

移動中継車の仕事は
ランナーの横を並走し
３台のカメラを使い、ランナーを撮影。
アナウンサーが実況をする。
通常のマラソン中継と違い
一般の車は走っている・・・
路上駐車はある・・・
赤信号はある・・・
マラソン中継するには
最悪の状態の中、最高の仕事をしなければならない。
映像の演出の他に
車のポジションどりにも気をつけなければいけません。

間寛平さんが
「戦車が来た！これで安心だ！！」
と、いったことがあります。
「戦車のように大きく、見守ってくれる安心感・・・」
があったのでしょうか！？

「やります。やらせてください。やってみせます。」

挑戦する気持ちが大事です。

移動中継車で
２４時間テレビのランナーを生中継できたことは
私の誇りです。