落石注意


沓掛一里塚を過ぎた私たちは
崖下の木曽川沿いを歩きます

落石から通行者&車を守る
ネットフェンスがずっと続きます



私たちはもうすぐ
中山道三大難所のひとつ
「木曽の桟(かけはし)」に入ります


三大◯◯!


木曽の桟

ズーム

往来する旅人も描かれています


崖を穿ち穴をあけ
そこに丸太を差し込み
木の板を並べ「かけはし」を造り
通行路にしたそうです

前回の橋もヤバかったけど
木曽の桟は…ガチでやばい


そもそも論で江戸時代には
アスファルト舗装路などはなく
このあたりも崖沿いの道…
岨道だった可能性も

木曽ノ桟

かけはし桟道橋…
(かけはしさんどうきょう)

「桟道」とは…



振り返ります
こんなとこに木曽ノ桟はあります
確かに崖に沿って張り出した道

この赤い橋は
「木曽の桟(かけはし)」では
ありません

橋のたもとに標識、案内板

真ん中に書かれているのは
「木曽の桟は対岸からご覧下さい」

句碑?

というわけで赤い橋で対岸に…

こちらにも石碑がずらり

明治天皇が来られたとか
正岡子規が詠んだらしい俳句

これが木曽桟跡の案内
・木曽桟は歌枕になっている
・元は丸太、板を藤蔓でゆわえた桟だった
・江戸時代に通行人の松明で焼失
・石垣を組み木の橋を架け修復
・対岸に石垣の遺構がある

では見学しましょう

木曽川の水がきれいだなぁ

あー、あれか
あの白い柱の向こうの石垣…
あれが江戸時代の遺構か
そのうえを今は近代土木で
「かけはし桟道橋」が造られて
生活道として利用されているのか


( ・_・) …
木曽の桟の凄さより
近代土木技術の高さと便利さを
実感できる観光地だね


赤い橋で中山道に戻ります

これから歩いていく方向

このあたりの木曽川は水が綺麗

そして独特の岩があり
独特のムードがあります

赤い橋が遠くなります



このあたりは
賽の河原」(さいのかわら)…
三途の川の河原に似ていると
言われてきたそうです

とても静かで
「あなたの知らない世界」な感じ




一度、木曽川から離れます








再び木曽川沿いを歩きます

長坂桟道橋…

ここで歩道が途切れました



⑤に続きます