中山道てくてく歩き 22③【~巴淵~葵橋】 | This Is Lybird-Blog
山吹橋から宮ノ越宿に入ります

秋空

宮ノ越宿への道

21世紀の森林
…平成2年って西暦で何年?


JR線路を潜ります

真っ赤な紅葉

橋が見えます
男性がしきりに写真撮影してます

紅葉と案内看板

「巴淵」(ともえぶち)

源平合戦…平家物語で活躍する
女性武将の巴御前
彼女はここに棲む龍神だった…という伝承の地

巴御前

洗馬で取り上げた
木曽義仲を支えた勇将
今井兼平の妹が巴御前

人形劇「平家物語」で
巴は木曽義仲の妻と紹介されます
古書は愛妾とか便女(びんじょ)と
記しています

平時はそばにおり
戦いでは馬上で薙刀をふるい
木曽義仲を助けました

江戸時代には女性用の
薙刀を「巴形薙刀」と呼ぶほど
巴の存在は浸透していました

馬上で活躍した女性武者として
巴御前はもっとも有名であり
ここ木曽町は彼女の故郷です

巴御前の知名度に比例するように
彼女のエピソードを説明する
案内看板や碑文がずら~り

気づくと橋のうえから
カミサンが私を呼んでいます
先ほどの男性は何時のまにか
居なくなってしまいました
電車と巴淵の写真を撮って満足した?

紅葉する山吹山の裾を
木曽川が流れていきます

カミサンがパチリ

水面の影でツーショット

これも夫婦のかたち
戦場の義仲と巴も夫婦のかたち
人生、男女、夫婦…いろいろ

そんなことを巴淵で考えました

川のせせらぎだけでなく
電車が走っていったり
それなりにノイズがあるのに
不思議な静けさと
神秘的なムードがある巴淵
間違いなく木曽でも指折りの名所
後ろ髪をひかれる思いで去ります

マンホール

源氏の流れをくむ木曾氏の
家紋がデザインに入っています

ちなみにマンホールには
「ひよし」とあります
「ひよし」=「日義」

現在は合併され
木曽町になりましたが
もともとこのあたりは日義村
平家を京都から追い出した
木曽義仲は後白河上皇から
朝日将軍の称号を与えられます
(「平家物語」)
日義の地名は
朝日将軍 木曽義仲の
「日」「義」をとっています
この地域にとって
木曽義仲は地域の英雄で
それは地名やマンホールに
反映されています
沿道に有栖川仁親がお立ち寄りに
なられた記念碑がありました
この方は皇女和宮様の元婚約者…
和宮様が徳川家と政略結婚するとき
婚約破棄された御仁となります

木曽義仲の周辺には女性がおり
もっとも有名なのが「巴」、
他に「山吹」と「葵」がいます

講談などで取り上げられるものの
正史とされる文書に記載はなく
山吹と葵は同一人物だとか
山吹と葵は姉妹だとか
いやいや巴と葵が姉妹だとか
姉妹ではなく遠縁になるとか
架空だとか実在するとか
義仲死後はどうなったとか
この三人については不確かな
情報が溢れています
義仲の人生に寄り添った
三人の女性の名前を冠した橋が
義仲由来の宮ノ越にあるのは
感慨深いものがあります
(´・ω・) …
サイモン&ガーファンクルの
「明日に架ける橋」を聴きたくなるね
④に続きます

