横河川に架かる大橋の影には残雪




2019年12月29日の歩き旅の記録です
例によって東京→京都の方向に歩きます


今回は下諏訪駅前交差点からスタート

9時くらいの出発予定が
お金がない問題でモタモタしてしまい
10:15にスタートを切りました

とりあえず塩尻方面へ歩いていきます

標高は780m

今日は塩尻峠を越えます
その標高は1055m
ここから275m上昇しないと
頂上には辿り着けません


さぁ、中仙道を進みましょう


魁塚


るろうに剣心のキャラクター
相楽左之助に由来の史蹟だそうです


(´・ω・) … 
その漫画、知らないんだよね


続いてやってきたのは
春宮大門の近くの大灯籠

あ…遠くに鳥居が見える
諏訪大社下社春宮に続く鳥居か

昨日、大吉を引いた春宮
…大吉だったのに金欠とは
…金欠でも旅できているのは大吉だから?
…女将に路銀を借りれたのも大吉効果?


(;¬_¬) … うーん


沿道で売られていた達磨たち
お正月が近いからかな


すごい狭い中山道

土手沿いを歩き
富士見橋で砥川を渡ります

富士見橋だけどこのときは
富士山は見えませんでした
前日はJR下諏訪駅から見えたけど
今日はガスってるのかな…


エリック・クラプトンが演奏した
ノーバディ・ノウズ・ユーという
カバーソングを思い出します

小銭すら持っていなけりゃ
俺のことなんて誰も知らんぷり
金回りが良いときは群がってきたのに
文無しになったら見て見ぬふりだ…


芥川龍之介「杜子春」のような
ブルースソング


金欠の旅は辛い
富士山が見えないのも
道が狭いのも 
カネがないからだと思えてくる
(※あくまで個人の感想です)

貯金口座にカネがあっても
下ろしたり使えなければ意味はない

クラプトンの歌声が頭で再生されます
ノーバディ・ノウズ・ユー
ホエン・ユーア・ダウン&アウト


また隘路…
そうさ私が悪いんだよ


沿道のわんこ
じっとこちらを見つめてました
憐れんでいるのでしょうか


ん?
このデザインのマンホール…
下諏訪のマンホールは御柱だったから
違うエリアに入ったのだろうか

小さな木製の橋を渡ります

この川は十四瀬川というそうです


長地芝宮…ってすごい地名だな
なんと読むのだろう?

へー「おさちしばみや」と読むのか

ん?
長野県 岡谷市 ?
そーか、あのマンホール、
岡谷市に入ったからあのデザインに
変わったのかもしれない


私たちは岡谷市を西に歩きます

お寺だ

平福寺… おひぎりさま??


お寺の前の中山道の案内

文字がたくさんありすぎて
こういうの読むの、私は嫌です
読ませる工夫が必要だと私は思う
ただ書けば良いという訳じゃないだろ

個人的に注目はここかな
元々、中山道は塩尻峠ルートではなく
甲州道中・八王子で触れた
徳川幕府初期の重臣 大久保長安により
小野峠を通るルートにされたという
(木曽からの木材を江戸に運搬するため)
いまの塩尻峠経由になったのは
大久保長安死後のことらしい



(´・ω・) … 
そーか、下諏訪でみた
古中山道の案内ルートは
大久保長安の時代のものだったのか
(↓下諏訪 御作田神社付近の案内)


平福寺イン

法輪塔…
説明通りにお唱えするのは難しい


こちらが日限地蔵尊

いわるゆる「おひぎりさま」



( -人-) … お金が工面できますように


10:55、平福寺を出発

道の端に残雪…


11:20、
私たちは沿道、早出口交差点の
ローソンに寄らせていただきました
私はそこでローソンATMを見つけます


(´・ω・) …
これ、カードでお金を借りられるの?


この手のサービスを
私は利用したことがありません
そもそも私は住宅ローン以外の借金を
生まれてこの方したことがありません
できることなら借り入れはしたくない

しかし、文無しで旅するのは難しい
旅館から数千円をお借りしたものの
精神的に負い目があるのは嫌

とはいえ
せっかくの旅は楽しみたい
これ以上の失敗はしたくありません

ここは旅を満喫すること
それを一番に考えることにしよう
歩き旅ファースト


というわけで…


検証 クレカでキャッシングしてみる説


私たちはその日の宿代プラス2万円を
捻出することに成功しました


同時に
私は数万円の借金を背負うことに…

嗚呼、銀行カードさえあれば
こんな嫌な思いはしなくてすんだのに…


年が明けたら…
返済できるようになったら
速攻で借金返済しよう


(´・ω・) … 
ともあれ、キャッシングできたのは
おひぎりさま効果かしら?


東京日本橋から56番目の一里塚を通過



岡谷自動車学校を通過


大橋で横河川を渡ります

河川の横の石塔群
天満宮や道祖神とあわせて
蠶玉神社のものがあります


蠶玉(こだま)とは蚕(かいこ)の神さま
岡谷市は絹の町で
「岡谷シルク」という言葉もあります

蠶玉神社の石塔はそんな土地柄を
感じさせます


③に続きます