下諏訪宿 甲州道中 中山道 合流之地



いい湯だった



14:12、
旦過の湯を出て、まえの坂を登り

児湯のほうへ

児湯のまえの像
ここも温泉
下諏訪には二十以上の源泉があるとか


14:16、本陣

和宮さまがお泊まりになられ
明治天皇も休憩なされた処

趣があります

なんでも
和宮さまがお泊まりにあたっては
専用の湯殿を新築…

お湯はわざわざ源泉から
竹筒をつないで引いたのだとか

テルマエ・ロマエじゃないけど
そこまで馳走する必要はあるのか?
貴人の生まれというだけで
そこまでおもてなしする必要があるのか

この門のなかでは
貴人が訪れるたびにそういう
過度な「おもてなし」が行われたはず



ちなみに和田宿(てくてく15)から
この下諏訪宿(てくてく17)までは
中山道で宿と宿の間の区間が
一番長く22km余

私たちはその最長宿間を
踏破することができました


下諏訪宿本陣から50mも歩くことなく
とうとうここに着ました


そうここです
かつて感動のゴールとなった場所

甲州道中と中山道の合流ポイント

江戸日本橋から
中山道を歩くこと17回55里で
ここへ…

ここは2017年5月4日に
甲州道中を歩くこと16回目53里で
ゴールした場所でもあります


ヽ(  ≧∀≦)ノヽ( ≧∀≦ )ノ


歩いてきたよねぇ…としみじみ

私たちは甲州街道でも中山道でも
ここまでやってきたんだから!


甲州道中と中山道がここで出会った…
(「ウルルン滞在記」ナレーション風で)

甲州道中では小仏峠や笹子峠…
中山道では碓氷峠や和田峠…
そうした道程を経てここまで着たので
感慨もひとしおです


甲州道中のときに眺めた壁

そして「錦の湯」

前回、
めちゃくちゃ熱く感じたお湯ですが
今回はほどよい温度になってました

壁画(?)の浮世絵には
下諏訪らしく入浴する人々…
旦過湯で汗を流した私たちと同じです

他にもいろいろ…

あ、ここは問屋場跡なのか


お茶を飲んだら
甘いものがほしくなります

すぐそばに塩羊羮の有名店

新鶴さん

信州の老舗…
そしてアルクマ…グランプリおめでと

帰路の電車食として購入


14:30、
私たちはコースアウトし
諏訪大社下社秋宮に参拝

例の木落し坂を経てやってきた御柱
同じルートを歩いてきたので親近感…

秋宮については甲州道中の最後で
取り上げたのでダイジェストのみ






なにやら儀式をやっていて
神官やら巫女を見れて得した感じでした
(ニイナメサイ(新嘗祭)というものらしい)



⑨にてフィニッシュです