谷底の渓流と隘路





8:15、標高1250m
西餅屋の142号道路の
ガードレールの隙間から下へ

西餅屋の交差箇所から
しばらく…0.5~1kmは山道です

しかし、いわゆる山道はそこで終わり
あとは舗装路で下諏訪の中心地へ…


熊ゾーンはさっさと抜けてしまいたい


残り数百メートルの山道にイン



探し物も終わったので
私たちの進みも速くなります

右手に142号道のガードレール
自動車よりも急勾配で下りていきます


8:21、右手の石碑は一里塚

通称、西餅屋の一里塚
江戸日本橋から53番目となります


一里塚を過ぎたところから
坂の傾きが急になります
このあたりは「垂木坂」と呼ばれます

眼下に渓流があります
渓(けい)は谷の川、流れという意味で
前日の雨をうけて勢いがあります


8:22、「これより先、崖道…」注意書き

いわゆるガレ場で石がゴロゴロ
落石も浮き石による転倒も恐い…


(;・∀・) … しかも崖(がけ)


8:23、命綱…

崖です

うひょー

この命綱の杭…
スポッと抜けたりしないよね…

それにしてもこんな隘路を
和宮様御一行はどうやって進んだのか


和宮の輿入れは3万人の長蛇
50kmにも及んだと言われます

きっと垂木坂で大渋滞したのだろうな…


崖の注意書きゾーン、終了


遥か下には渓流



土の色、落ち葉の色、木の色、草の色…
私はこれらを美しいと思います




前日から深夜にかけての雨で
流れは豊かで音が森に響きます


8:31、峠から2.2km地点を通過


森林はいつでも美しいけど
秋~冬のさびしげな時季も良いです

わずかな上り坂
のぼってから振り返りパチリ


すべての瞬間が
神様からのプレゼントに感じます


8:36、峠から2.4km地点を通過


空には青いところも


8:40、道路が見えました
そろそろ山道は終わりのようです



国道142号への合流点

動物「とびだし注意」

鹿とタヌキ

↓こういうのも出すと良いと思う↓


8:43、標高1195m
合流地点の案内看板たち
一番上の下諏訪中山道を守る会の
「峠から2.7km地点」は要チェック!

下りてきた道をパチリ


ちなみに…
下山(山道)にかかった所要時間は
峠→西餅屋(前日)…49分
西餅屋→ここまで(当日)…28分
合計ざっくり80分 (含 休憩)

ちなみに…②
登山(山道)にかかった所要時間
(男女倉)登山口→峠…157分(含 休憩38分)


合流地点で少し休憩、
下山で使った杖を折り畳み
リュックに仕舞ってから再出発です

さぁ、ここからしばらくは
142号道路の脇を歩きます


8:52、焙烙橋に至ります
この橋は前日
…可能ならここまで歩いておきたいと
考えていたポイントでした

なんか工事しているようでした


ちなみに焙烙橋の下を流れるのは
砥川(とがわ)といい、
峠のなかで私たちの左にあった
渓流が集まったものです



③に続きます