笠取峠の頂上から振り返る




笠取峠松並木を抜けましたが
「笠取峠」の頂上はまだ1.3km先



国道142号線を登っていきます
ここは「割石坂」と呼ばれます

手持ちのガイドブック
「ちゃんと歩ける中山道六十九次」には
割石坂の項で芦田宿~笠取峠までを
「三十町の上り」と呼ばれたと
説明されています



30町とは3キロ余りで
私たちはその半分を過ぎた程度です


また、同書によると
割石坂からは
妙義山が望めた…とあります

どれどれ…と振り返ってみます
あの遠くに見えるのが妙義山かしら


私たちは142号を歩いていきます
長野県の旧中山道のほとんどが
142号かそれに平行しており
今回は和田峠の山中を除く大半は
142号道路をなぞるカタチになります



ドングリやら木の葉が散らかる
142号の歩道を進みます

カーブ

登坂車線あり

材木を積んだトラックが
何台か私たちの横を通過していきます
渋滞させないためには
登坂車線は必要な措置なのでしょう

ふたたび急カーブ

標高が高くなってきたせいか
日陰に凍結面や霜のところもチラホラ


笠取峠の一里塚、日本橋から47番目


上り坂が続き体温が上昇…
ブルゾンや袖無しダウンを脱ぎます


ちなみに「笠取」峠の云われには
急坂でいつしか笠を取ってしまう説、
風で笠が飛ばされるので取ろうよ説、
眺望が素晴らしく笠を取って見とれてしまう説 などなど
いわゆる諸説あり…のようです

登坂車線が終了しました
そろそろ頂上ということでしょう


「栗が落ちてる…」
なんてことを話していたら…

笠取峠、標高887mの頂上です


11時、登頂



④に続きます