中山道てくてく歩き 15③ 【~割石坂~笠取峠】笠取峠の頂上から振り返る笠取峠松並木を抜けましたが「笠取峠」の頂上はまだ1.3km先国道142号線を登っていきますここは「割石坂」と呼ばれます手持ちのガイドブック「ちゃんと歩ける中山道六十九次」には割石坂の項で芦田宿~笠取峠までを「三十町の上り」と呼ばれたと説明されています30町とは3キロ余りで私たちはその半分を過ぎた程度ですまた、同書によると割石坂からは妙義山が望めた…とありますどれどれ…と振り返ってみますあの遠くに見えるのが妙義山かしら私たちは142号を歩いていきます長野県の旧中山道のほとんどが142号かそれに平行しており今回は和田峠の山中を除く大半は142号道路をなぞるカタチになりますドングリやら木の葉が散らかる142号の歩道を進みますカーブ登坂車線あり材木を積んだトラックが何台か私たちの横を通過していきます渋滞させないためには登坂車線は必要な措置なのでしょうふたたび急カーブ標高が高くなってきたせいか日陰に凍結面や霜のところもチラホラ笠取峠の一里塚、日本橋から47番目上り坂が続き体温が上昇…ブルゾンや袖無しダウンを脱ぎますちなみに「笠取」峠の云われには急坂でいつしか笠を取ってしまう説、風で笠が飛ばされるので取ろうよ説、眺望が素晴らしく笠を取って見とれてしまう説 などなどいわゆる諸説あり…のようです登坂車線が終了しましたそろそろ頂上ということでしょう「栗が落ちてる…」なんてことを話していたら…笠取峠、標高887mの頂上です11時、登頂④に続きます