国道をくぐる




御桐谷(おとや)から先へ進みます


御桐谷…
「谷」なので上り坂です


曲がりながら上ります

ゆっくり登っていきます


国道142号の横に出て

国道を潜ります


(´・ω・) …

この日は国道をくぐったり
自動車道を横目に
急な傾斜を登ったり降りたり…

中仙道は
自動車の走行に適した道よりも
アップダウンのキツいルートだ…と
つくづく思います
(甲州道中と同じですね)


観音寺入口バス停

この時季の日没は17:00ころ
時刻は15:46…

目指す「芦田」停留所の
バス時刻は17:11…ざっくり80分
距離は3km程度なので余裕はありそう

てくてく歩いていきましょう

のぼったので今度は下ります

ここからは茂田井

茂田井は「間の宿」でした
宿泊ではなく休憩のための村
長い距離の宿場間の休憩ポイント


「もたい」

女優「もたい まさこ」さんの
出身地かと思いましたが
もたいさんは東京出身なので
茂田井とは直接の関係はないようです


カミサンと私は
新しい村(間の村)を訪れた格好です

この散策マップによると
茂田井宿は1.7kmほどあるようですが…

村人(住民)がいない…

歩いても歩いても人気(ひとけ)がない


この神さまを信仰する住民は
本当にいるのでしょうか?


お、村人発見


この付近には酒造が並んでいます

この杉玉でドラゴンボールを真似て
記念写真をしたのは秘密です



大澤酒造の壁の看板…
本陣になったこともあるそうです
(間の宿は本来宿泊しないはずだけど)


宿の真ん中に休憩所があります

二人で腰掛け、道中食をもぐもぐ


ここにはトイレもあり
コンディション調整ができます

トイレがなくて困っていた
過去の歩き旅とは雲泥の差です

「旧道整備」…
行政関係のみなさん、
まずはトイレ設置から着手しましょう!


カミサンと寛いでいると
ご近所の方から声をかけられました
「もうバスは出ましたよ」

へ?

どうやら中仙道体験ツアーで
バスで訪れた一行がいたらしく
私たちははぐれたツアー客だと
勘違いされたようでした

気さくな方でご当地のことなどを
教えていただきました

長野県は日本でも屈指の観光地で
生来のホスピタリティーに溢れており
歩き旅をさせていただきながら
迷わないよう道案内があったり
公衆トイレが要所要所にあり
私たちは長野県の
「おもてなし」「まごころ」パワーに
感動してしまうのでした


宿場町の案内もしっかりしています


かれこれ岩魚ランチから10km
千曲川から10km


茂田井はのんびりとした良い町


お、坂だ
先ほどの看板に書かれていた石割坂か

けっこう長いです

ようやく頂上に来ました

地名の由来


この舗装はアスファルトでは
冬季は自動車通行に支障が出る…
そういうことなのでしょう


登ってきた坂から振り返ります



⑨に続きます