瓜生坂




望月マンホールのゾーンに入り
茂田井宿へ向かって歩いていきます


幅広の自動車道から外れ
しばらく進むと舗装のない自然道

中山道牧布施道標

元禄時代の道標…

…お犬さまの時代の道標
歴史があるねー、レガシーだねぇ


街道歩きっぽくなってきました


とりゃー

うりゃー

ん?

あれ、3分で終わり?

センダングサの種子…
チクチクするやつが付いている


「望月宿」に入りました


望月とは陰暦の8月15日の満月こと



(´・ω・) …

満月といったら
昔、トム・ペティのソロアルバム
「フル・ムーン・フィーヴァー」は
よく聴いたなぁ




このあたりは前にも触れたように
天皇に献上する馬を飼育する牧場でした

毎年、望月(8/15)に馬を献じたことから
「望月」という地名になったそうです

ここから、しばらく、くねくね道
…山道っぽいな


くねくね道の先に鹿曲川があり
「望月の牧」はさきほどの
千曲川と鹿曲川の間だっとされます


(´・ω・) … 広大な牧場だったのね


ゆるゆると登っていきます

山道っぽくなってきました

日本場から45番目の一里塚を通過

アスファルトのはずですが
そのうえに粘土質の泥が堆積してます

もはやほとんど山道

くねくね坂道から5分…
明るいところに出てきました


道祖神と石碑があります

中山道 瓜生坂…


ここを降りるの??
つまり石碑が坂の頂上らしい

けっこうな急斜面です、これは


カミサンの顔がこわばる
こんな苔むしてる急坂をアシックスの
ハダシウォーカーで…とポツリ
確かに登山靴のほうが良かったかも…


やばいけど、わくわくしないか?



先に私が降ります


カミサンが続きます




急斜面は頂上付近だけで
あとは緩やかな下り坂となります

石仏に一礼して通ります

どんどん下ります

アスファルトだ!

幸せの黄色いハンカチならぬ
幸せの黄色いドラム缶

中山道の坂道の目印のようです


アスファルト舗装って素晴らしい
スリップの心配が大きく減るのだから


再び脇道です

…脇道といっても江戸時代は主幹道

自動車道とは傾斜が違うので
私たちはぐんぐん降下していきます

ああ、遠くに市街地が見えてきました

こんな傾斜です
…けっこう急なのですが分からないかな


麓におりてきました
振り返ってパチリ
結構すごい坂道ですよね

「瓜生地区急傾斜地崩壊危険区域」


(;・∀・) … そりゃ、この坂だもの


麓の案内看板
塩名田…
あのイワナを食べたあたりから6.3kmか
千曲川、八幡神社、瓜生坂…
濃い6.3キロでした


坂の上の石碑から
降ること10分ちょっとで
山麓まで降りてきました

つまり黄色の中山道を
上から下方向に歩いて
鹿曲川までやってきました


鹿曲川と書いてカクマガワ

すごい音と水量で流れています

千曲川より川面が近いため
迫力があります


ちなみにこの橋の名は「長坂橋」


長坂橋?

チョウハン橋といったら
三国志の英傑・張飛の名シーン

絵画や漫画などで取り上げられてきた
あの「長坂橋」



これはナガサカ橋だろうけどね


橋を渡って振り返って驚いた
橋脚に巨大な流木のようなものが
引っ掛かっている


恐るべし未曾有の台風!!
顔面蒼白になる二人なのでした



⑦に続きます