浅間連山と崩れ落ちた擁壁





岩村田の砂田という字(あざ)を
私たちは歩いています

水神大神…

砂田用水というのがあるのか



歩きながらネットで調べるものの
この用水に関しての情報は見当たらず
碑文をきちんと読めばよかった…と
後悔しつつ歩きます


遠目に浅間外輪山をみながら
私たちは西に歩きます

広大な田と浅間連山
今回も私たちは浅間山エリアを歩きます



過去に何度か噴火している浅間山…


火山の影響で
浅間山付近は軽石が多いとされ
「軽井沢」は軽石の沢…が語源とする
説もあるとか

「砂田」という地名も
軽石が砂状になった地質…
砂質の田畑…という意味かもしれません
(憶測です)


ときにリンゴ畑が沿道にあります


(´・ω・) … 砂田

砂地…というか
水はけの良い土地は
リンゴ栽培に向いているらしい…

逆に水はけが良い土地なので
水分を十分に必要とする農作物には
あまり向いていないのかもしれません

もし私の仮説が正しいなら
りんご畑は浅間山のお陰といえます

まぁ、減田政策のあおりで
林檎に切り替えた可能性もありますが



塩名田方面に向かいます


リンゴってこんなに実がつくのか…
なんてことをカミサンと話しながら
歩きます


砂田橋

私が川下側に顔を向け
台風で流されてきた草葉がたくさん
引っ掛かっているな…と考えていたとき


「ねぇ、ちょっと、こっち!」と
カミサンが声をあげました


なに?

え?

ええ?!

えー!!!


濁川の護岸擁壁が崩落しています
濁川という名前だけあって
濁流がゴゥっと流れています

その護岸壁が崩れ去っています

おそらく砂地のため
もともと擁壁と土地の間が
乖離しはじめていたところに
前の台風で水嵩があがり
壁の下方に水圧がかかったため
壁がそっくりかえるようにして
河川側にひっくり返ったのでしょう


行政職員と思わしき二人が
崩落箇所をチェックしている様子


(;・∀・) … 千曲川はどうなってる?


今更ながらにビビったチキン夫婦は
砂田橋を背に西に向かうのでした



③に続きます