上司から指示されたことだけをやる
「指示待ち族」


マツコ・デラックス的には
それだけの組織人は
最初に首を切られる可能性が高い…


いやいや、組織にもよる


ブラック企業なら
ブラックな命令や揉み消しを
黙ってやる人間が評価される




人殺しでも違法行為でも
知らなかった体で
気づかなかったふりをして
まるで偶然であるかのようにして
やりとおした人間が評価される


日産では元会長の
恣意的な金の使い方がおかしいと
指摘した人間はすぐに飛ばされた…という


組織人たるもの正義や正論など不要で
不義理、不平等、インチキ、非道…なんでも
経営者の言うことに従順で
言われた通りに実行する人間が評価される


正しく成果をあげることより
汚い事実を隠蔽することや
なかったように仕立てられる存在が大切


問題が露呈発覚すれば
非難されるかもしれない存在や
居場所を失いかねない存在は
ことを荒立てたり
新しいやり方を極端に嫌う


新しいやり方や取り組みは
問題発覚の発端になりかねない


必要のないことはやらなくてよい
指示しないことをやろうとする存在や
いろいろと気づく人間は危ない


自分のエゴを満たすために
飲み会やゴルフ、視察旅行を
セッティングをしてくれる…
エレベーターのボタンを押してくれる…
帰りのタクシーを用意してくれる…
そういう気遣いはウェルカムだけど
お客様サービスや社会貢献のために
何か新しいことに挑戦するなんて
まったく意味がないこと


指示待ち族は指示実行族の予備軍なので
とても素晴らしい


何もしないこと…これも素晴らしい
言われないことはやらなくて良い
余計なことをやるくらいなら
上司の好きな日本酒の銘柄や
常温、熱燗のどちらが好みか
ワインは赤か白か
それらをリサーチすることに努めるべきだ




指示の暴走をチェックすべき
労組や監査役などが
指示待ち族、指示実行族ならば
ますます良い


存在はするけど動かないのが良い
経営の悪事や企業の矛盾を知っても
それに動かない、知らんぷりをしてくれる
労組や監査こそ好都合だ


面倒にならないために
少しばかり贅沢な餌を与えて
番犬は飼い慣らす


ブラックな組織ほど
そういう人材をうまく揃えている




ESG(環境・社会・ガバナンス対応)や
コンプライアンスなど看板だけで
裏でやっているのは
エゴで、恣意的な、ガバナンスの裏ESG


社会通念に沿っているふりを見せかけた
アンチコンプライアンスな経営で
それを支える人材とは
社会正義や公序良俗など平気で破れる
指示待ち族、ブラック指示実行族
…さらにそれを見て見ぬふりの監査や組合


ブラック指示には
表向きは社会常識に従うのが当然…という
演技をすることも含まれている




表向きは納税するのは当然としつつ
裏では脱税の工夫をする


表向きは働き方改革に取り組むとしながら
裏ではお世話になった方や有力者の娘さんを
女性幹部に据えたり
サービス残業を強い、データ改竄させる





実力主義でなく従順主義
ブラック従順がどこまで可能か
ブラック耐性の強い人材が大切にされる


法を重んじたり
良識のある人間などは
まったくの邪魔者となる


もちろん、邪魔者は消す
理由はどうとでもこじつける