2010年の発売当時は

a-haの全キャリアを振り返る

ベスト盤だった「25」には

数パターンがあって

その一つがビデオDVD付

 

すべてのPVではなく

彼らにとって重要なものや

映像表現的にオンエアされにくかった

レアものが中心に選ばれたらしき

17曲が収録されています

 

そのひとつが

「エンジェル・イン・ザ・スノウ」

 

Angel In The Snow / a-ha

・PV

https://www.youtube.com/watch?v=Ht0lPunQrTo

 

 

Angel, angel or so
Wherever you may go
Hmm, yeah...
I'll follow
Wherever you may go

 天使か

 神の御使(みつかい)のような
 あなたがどこへ行こうと

 Hmm, yeah...

 私はついて行こう

 どこへあなたが向かおうと

 

And always will I be there
Shake worries from your hair
Hmm, yeah...
I'll be there

Always

 いかなるときも私は傍にいられるだろうか

 あなたの悩みを払うことはできるだろうか

 Hmm, yeah...

 私は傍にいるよ

 どんなときも

 

(中略)

 

You're my angel in the snow
You're my angel in the snow

 あなたは雪のなかの天使

 あなたは雪中の天使

 

 
 

 

 

ビデオには雪は登場しません

ボーカルのモートンが

過去を振り返り

当時の自分とガールフレンドの

記憶をたどります

 

そして彼女は自動車事故で

亡くなってしまい

嘆き悲しむモートンの横を

天昇(?)していきます

 

 

 
 

 

ビデオのなかで数度

白鳥が登場します

 

白鳥には死に際に

美しい声で歌うという

伝承があります

 

転じて「白鳥の歌」は

創作者の素晴らしい遺作を指したり

素晴らしかった過去への追憶…

そんな意味で使われます

 

 

 

 

エンジャル・イン・ザ・スノーの

ビデオのテーマは「白鳥の歌」

 

素晴らしかった過去の追憶かもしれません

 

 

a-ha 世界に登場する女性は

理想のメロディーや音楽追求の

隠喩・メタファーだと解釈すると

説明がつくケースが多くあります

 

ヴィデオをみると

モートン(a-ha)ははじめ

彼女(理想の音楽)と一緒に

楽しく過ごしましていますが

車にのった彼女が事故に遭い

死に分かれてしまいます

 

 

 

 
 

ビデオの冒頭

シャワーから流れ落ちる滴が

ギターに落ち

それがメロディーになっているような

演出があります

 

シャワーはどこか

雨のようでもあります

 

ちなみに英単語 shower には

浴室の道具のシャワーだけでなく

にわか雨という意味も含まれます

 

雨(rain)も a-ha 世界の「でる単」で

rein、reignと同じレインとして

管理や支配と同じ意味で使われます

 

シャワーは彼女を洗い

またギターを奏でます

 

理想の音楽活動は

レコード会社の支配下にあるし

 

その支配や束縛が

a-ha の音楽を奏でさせます

(不満に対するソングライト)

 

 

しかし、ビデオが進むと

彼女は自動車事故に遭ってしまう

 

理想の音楽が死んでしまう…

追求できないような状況になってしまう…

 

おそらくは処世術を誤り

頑なに音楽活動にこだわった結果

レコード会社のサポートが得られなくなった

そんな状況を指していると思われます

 

 

しかし

「あなたがどこにいこうと

私はあなたに従おう」

とビデオでは歌われます

 

理想的な環境が奪われようとも

自分は音楽活動を止めない…

 

 

そんな思いがビデオには

託されているのかもしれません

 

 

以上のことは、いつものように憶測です