夫婦石の一里塚


旧奥州街道…旧陸羽街道…
72号道路を北へと歩いて
黒川を渡りました

橋を渡り左折すると芦野温泉です
魅力的ですが、ここは右折して道中を急ぎます

温泉の誘いを断り、登坂していきます

72号道路を外れ、
しばし旧道っぽい小路をゆきます

300年前との違いは電柱電線、舗装だけ?


ふたたび72号道路へ
「瑞穂牧場 芦野分場」が沿道にありました


(´・ω・)

手広くやってらっしゃるんだな
それにしても、温泉といい分場といい
黒川から北は「芦野」ゾーンなのか
(那須町だけど)

芦野は宇都宮から数えること8番目の宿場町
そして栃木県最北の奥州街道の宿場町


芦野の中心地はまだまだ先です

ん?右手に何かあります

夫婦石一里塚
江戸・日本橋から43里目

もう少し一里塚に寄りたいのだけど
足許が湿地のようにぐちゃぐちゃで寄りづらい

というわけでこのアングルからパシャリ

一里塚の横には沼というか池というか
こんな感じです



私たちは芦野を歩いています
「あしの」は芦の野です

夫婦石にはこんな伝承があります

追われていた夫婦が
芦の野原で途方にくれ
唯一隠れることができそうな巨石を発見し
夫婦でその石の裂目に身を入れたものの
追手はその石を怪しみ近づいてきた

しかし、神の使いの蛇があらわれ
追手は石に近づくのを諦めた…
夫婦はこの石に感謝し祀ることにし
夫婦石神社を作ったのだとか


夫婦石神社もこのあたりの田んぼのなかに
建っているようですが私は見落として
進んできたらしい


(´・ω・) … 残念


このあたりは湿地がところどころにあり
一里塚もふくめて芦野という土地を
よく物語っているエリアだと私は思いました


黄葉している奥州街道を歩きます

とても見応えがあります


カミサンによれば
去年の秋にゴールした日光は
大混雑のなか紅葉を観ることになり
とても疲れたけど
こちらのほうがゆっくり歩けるので
満喫できるとのこと

紅葉の知名度も大切だけど
コンディションも重要かもしれません


さぁ、進みましょう
左曲がり

右曲がり

また右曲がり

だんだん家屋が出てきました

菖蒲川に架かる菖蒲橋を通過



⑥に続く