御用堀で泳ぐ鯉
 
 
 
帰りのバスまで1時間ばかりあるので
喜連川を散歩することにしました
 
 
キツレガワ
 
 
さくら市の観光パンフレット

 
 
 
喜連川のキャラクターは
この狐です
 
キツレとキツネは音が似ています
 
 
喜連川という地名の由来には諸説があり
このあたりにキツネが棲息していたから…とか
上流に九尾のキツネが住んでいたから…とか
それ以外にはこんなのもあります
 
 
前田慶次が上杉景勝に会う旅の途中
喜連川を通ったときに
「狐川とはどう書くのか」と
土地の者に尋ねたと旅行記に残しています
 
喜び連ねるよう「喜連川」と書くのだと
教わったそうです
 
 
 
 
喜連川宿のことは
パンフレットにはこのように解説されています
 
 
喜連川を領したのは
足利家の流れくむ喜連川足利氏で
徳川氏はその支族を称していたため
リスペクトのあかしとして
領土は5千石ながら
格としては10万石級に扱いました
(給料は抑え目だけど役員待遇?)
 
 
血筋のよさを忖度され、
参勤交代なども免除されていました
(うぜーから出社しなくて良い…的な?)
 
 
 
徳川氏が配慮したように
奥州道中を通過する諸大名のなかには
足利氏を頂いた過去をもつものもおり
米沢藩の上杉氏はここ喜連川を通過するときは
藩主がご挨拶をするのが慣例になっていたとか
 
 
あああ、日本的だ
なんとか協会とか省庁OBにご挨拶とか
現代にも残る日本の原型のようなものが
繰り広げられていたのだろう
まるでキツネに化かされたように
 
 
 
 
1日歩いてきて
私たちは喜連川の温泉に入ることにしました
 
とにかく汗を流したい
 
 
バス停位置から温泉までに
次の見所スポットがあります
 
 
御用堀は喜連川足利氏が整備させた水路です
いまは大きな鯉が泳いでいます
とても立派な鯉なので盗難にあったりしないか
ちょっぴり心配してしまいます
 
 
(´・ω・) … 忖度された貴種足利氏
 
まるで観賞用の鯉のようだと自嘲してる?
キツネはいなくなっても観賞魚は棲んでいる
 
保守政権だと
こういうVIP種族が暮らしやすいのでしょう
 
 
寒竹囲の生垣
 
 
喜連川は感じのよい宿場町です
ぷらぷらと散歩しながら
私はその情緒風情を満喫しました
 
 
そういえば、きつねの嫁入りも
この地が由来なのだとか
 
 
 
どん兵衛きつねだったら大歓迎だな、私は
 
 
日本三大美肌の湯 喜連川温泉
さくら市営 もとゆ
 
けっこう大きな施設で
内風呂や露天風呂もありました
 
 
 
 
さっぱりしてからバスで氏家駅に戻りました
 
 
 
 
(´・ω・) … 
 
翌日は所用で歩くなくなってしまい
今回は喜連川ストップとなりました
 
近いうちに再開したいと思います
 
 
 
 
 
【まとめ・リンク元】
奥州道中てくてく歩き
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五街道歩き

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