先日、
電車に乗っていたら
アーセナルのブレーカーを着込んだ
中年男性がいた





アーセナルは
イングランド・プレミア・リーグの
名門チームだ

名古屋グランパスエイトの監督だった
ヴェンゲルさんが采配を振るっており
ファンも多い


私はリバプールサポーターなので
ライバルチームを眺めるような目で
その紳士をみた

横浜ファンがヤクルトファンを
みるような
そんな感じである

一定の距離を保ちつつ
様子をうかがう

別に友人になりたくもない
けど、ちょっと気になる




駅について降り
歩いていたら
今度はマンチェスター・シティの
ジャージを上下で着た若者がいた

恰幅がよく
ジャージも目立っている





マンチェスターシティは
あの香川選手がいた
マンチェスターUと同じ町のクラブだ


ずっとユナイテッドの後塵を拝してきたが
数年前にアラブの石油王がクラブ買収し
巨万の富によるメガ補強によって
一躍ビッグクラブの仲間入りをした


マンCといったら
オアシスのギャラガー兄弟が
子供のころからサポートしていて

むかしは
シティファンといったら
オアシスのファン率が高かったけど
いまは普通に人気クラブとしてファンがいる

シティーも変わったものだ



街中を歩いていて
リバプールのユニホームなどを
着ているひとに遭遇することもある

そういうときは
嬉しく思う

分かっているじゃないか…
最近、調子悪くてツラいよな…


こころの友に声をかけたくなる


長渕剛さん「乾杯」のサビ

君に幸せあれ~

みたいな気分になる(笑)




アーセナルやシティの
ユニ、ジャージなんかも
同じサポーターからみたら
頼もしかったり、親近感を抱くのだろう



一昔前は
ジャイアンツやタイガースといった
野球チームの帽子をかぶった少年がいた

最近はとんと見なくなった
時代遅れでダサいのだろう

一時、
ゴジラ松井やイチローが
メジャーで活躍していた頃は
メジャーのグッズに切り替わった感じだった


最近はメジャーのものも見なくなった
メジャーも時代遅れなのかもしれない


じゃあ
海外サッカーが時代の先端かというと
それも違うような気がする

メッシとかCロナのグッズも
なんか違うように思う



サッカークラブとか
国の代表とか
そういう帰属意識みたいなものを
引きずっていくのは
もはやダサいのかもしれない


読売ジャイアンツは高橋由伸、
阪神タイガースは金本知憲、
横浜ベイスターズはラミレス、
いずれも若い元人気選手を新監督にした


野球ビジョン、ポリシーみたいなものは
彼らにあるのだろうか?


すくなくとも
そんなものを聞いたことはない


大変申し訳ないが
客寄せパンダとして
現役時代の彼らの人気やイメージに
球団側が刷り寄っているようにみえる


西武森監督、ヤクルト野村監督の
火花を散らすような野球哲学みたいな
深みのある采配は期待できそうにない


これが帰属意識の軽薄な時代の
当たり障りのない人選だとすれば
まことに情けない


女性人気や子供人気を獲得するために
人気投票のような感じで
首脳スタッフを選ぶのなら
軽薄なドラマや歌謡番組のような
うっすい、つまらない内容になるだろう


それともあれか
イケメンや面白いひとがいたほうが
難しい野球理念を語るジジイより
良いと言うのだろうか?


女性の活躍する時代とか
誰もが輝く社会ってのが
こんなものなら
私は違和感しかもてそうにない


気難しくても
厳しくても
中身があるほうが良いと思う私は
少数派なのだろうか…



私は性別や年齢や容姿より
中身のあるひとの采配をみたい


イケメンが作れば
不味いラーメンでも絶賛するのか?

名門お嬢様なら
音痴でも歌唱点を操作するのか?

有名企業のマンションなら
データ改竄されていても
ひとりの現場監督の問題とされるのか?


監督者を選んだ会社に責任はあるし
ひとりの判断でそこまでやれるとは思えない
むしろ社風だろう

ひとりの判断だと言うなら
それを不味いとする声があがらない
そういう会社だという点で大問題だろう

どっちにしても
有名ブランドであっても
ひどい会社だと思う



私は旨いラーメンを食べたいし
歌唱力のある唄を聴きたいし
改竄されていないマンションを選びたい



サッカーチームの人気やブランドを
考えているうちに
まったく関係のないところに
行き着いてしまった