9月15日:
米ホームセンター最大手のホーム・デポは、中国で展開中の7店の大型小売店を閉鎖して、850人の従業員を解雇することを決めたことが報道されています。(日本経済新聞)
15日の段階でアメリカがこのような報道をしているのは、これからのサイン・メッセージだと思います。
アメリカは、戦争・紛争に慣れていますから、起こるパターンを熟知しています。
やはり個人で自己判断をすることが自分の家族を守ります。
欧米社会では情報を提供した時点で、その後は自己責任がルールの厳格さです。この点、日本人はポカーンとして様子を見ようとしてしまう習性がありますから、自分で判断することを肝に銘じるべきだと思います。
9月18日 (火)7時0分配信:時事通信
オバマ米大統領「ロムニー氏は口先だけ」=対中強硬姿勢を競う両氏
【ワシントン時事】オバマ米大統領は17日、中西部オハイオ州での演説で、中国を世界貿易機関(WTO)に提訴したことについて、「ルールに従わない国には対応を取る。私は言葉だけでなく、やるべきことをやる」と述べた。対抗馬のロムニー共和党大統領候補の対中強硬姿勢を意識した発言。大統領はロムニー氏について、投資ファンドの経営者として雇用を中国に流出させたとし、「(対中批判は)口先だけだ」とこき下ろした。
対中提訴をめぐっては、ロムニー氏も大統領の演説直前に発表した声明で、「不十分で遅すぎる対応」と批判。「私だったら大統領の任期終盤まで待たずに、就任初日から対処する」としていた。11月の大統領選が近づく中、オバマ、ロムニー両氏とも対中強硬姿勢をエスカレートさせている。
つまり米国では大統領選挙において、中国に対しての強硬姿勢が、投票の重要な選択ポイントに成っています。次の大統領が決まった後も、その公約姿勢が実行されるでしょう。
これはつまり、尖閣の問題が長期化することを意味しています。
今後、もし中国漁船と日本との間で事故が発生すれば、一番の矛先は在留邦人に向きます。
2012年9月18日(火)21:05 「日本人か」と聞いて殴る、邦人夫婦けが…香港
【広州=吉田健一】在香港日本総領事館などによると、香港・九竜半島のホンハムフェリーターミナル付近で17日午後8時ごろ、歩いていた香港在住の日本人夫婦が中国人とみられる男に殴られ、2人とも軽傷を負った。
男は英語で「日本人か」と聞いた上で殴ってきたといい、日本政府の尖閣諸島国有化への反発などが背景にあるとみられる。(読売新聞)
香港のような開かれた街でも、暴行事件が発生しています。
この一週間で日本人の死傷者が発生していないのが不思議なくらいです。
今は中国政府が大きなデモから日本人を守ってくれていますが、これが街中における個人同士となりますと危険です。
日本人の女性と子供だけでも、帰国されることを自己判断されてください。
歴史を見ましても、終戦後に中国から帰国することが、どんなに大変だったか個人で調べましょう。私たちの親や祖父母が実体験したことです。帰国したくても多くの日本人が無念の死をとげています。
中国では、中国人が自分たちの労働場所を自ら破壊しました。これで数十万人の雇用問題に影響するでしょう。
世界経済の影響を受けて景気が後退している時に、自ら雇用の機会を更に破壊した影響は大きいです。
今の中国では、大学新卒でも就職が非常に厳しいと報道されています。
これが地方からの出稼ぎの若者となりますと、その不満には恐ろしいものがあるでしょう。
日本でも同じですが、景気と雇用が悪化すれば治安が必ず悪くなります。これはどこの国でも同じです。
これから海外では裕福だと思われている日本人は特に危険です。
外国は日本から見れば治外法権ですから、自己判断することが大切ですよ。
http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/6b3bec47341818b96cfcd948182d599f
暴力と恐喝で日本の領土と金を貪り続けて来た似たもの同士国家。
ところでアメリカさんは最近なにをやっても上手く行ってませんね。