8月24日(ブルームバーグ):オーストラリア準備銀行(中央銀行)のスティーブンス総裁は、スイス国立銀行(中銀)が豪ドルを購入したことに驚きを表明した。豪ドルは従来、資源価格が下落すると投資家が売却する通貨だった。
豪中銀によると、スイス中銀は5月以来、豪ドルを購入している。スティーブンス総裁は24日の豪議会委員会での半期に一度の証言で、スイス中銀による豪ドル保有は、欧州の経済問題を反映していると指摘。豪ドルは一部の投資家にとっての安全避難先として見られることが増えてきたと説明した。
同総裁は「あのようにインフレに反対で保守的な機関が、わが国の通貨を外貨準備の一部として保有するとは思わなかった」と指摘。「驚くべきことだ。だが、それは欧州がいかに悪い状況にあるかを示している」と述べた。
スイスは昨年9月、デフレ対策や輸出企業の支援に向け、フラン相場に上限を設定した。資源価格は下落しているものの、豪ドルは過去2カ月間で上昇を再開。豪中銀が6月5日に利下げしてからは、7.1%上昇している。
本当にこっちの人は、忠実な報道をしてくれるから、こっちも理解しやすい。
話がまとまってなく、てんでんばらばらである事もしばしばあるけれども。。。
それでもどこかの国のような誇大表現や虚栄心に満ちた報道でない事だけは確かだと思う。