これはすごいぞッ!2003~2005年相場の再現?日本の株式市場は完全に、為替(円・ドル・ユーロ・ウォン)次第の相場展開となっています。高速取引(ハイフリクエンシートレーディング)は“瞬間値”(1銭単位)の円・ドルと連動しているようです。
もちろん、円高→売り、円安→買いのシステムになっています。これではスピードに劣る個人のディーリングは対抗できません。
いや、“手数料無料”のプロのディーラー(証券会社の自己売買部門)だって、全滅したのです。やはり、個人が生き残るにはトレンドを的確に読み、中・長期的な視点が一段と重要になります。
最近はNYダウの値動きにはあまり影響を受けません。最大のポイントは為替です。もっとも、NYダウはすでに、2008年9月のリーマン・ショック前の水準を上回っています。足元は高値波乱でしょう。
一方、日経平均株価はリーマン・ショック前の高値(2008年6月6日の1万4489円)どころか、東日本大震災直前の高値(2011年2月21日の1万0857円)すら抜いていません。
要するに、出遅れている、ということです。それなのに、先行するNYダウに振り回されてはたまりません。ただ、東京マーケットは短期的には値固めが必要です。中・長期的には不安はありませんが……。
さて、日経平均株価の2003年4月以降の動きを振り返ってみましょう。スタート時の安値は2003年4月28日の7607円です。高値は2007年7月9日の1万8261円です。その後、2009年3月10日に7054円の安値、2010年4月5日には1万1339円の高値、2011年11月25日に8135円の安値をつけています。
2009年3月10日~2010年4月5日の上昇率は60.7%です。テクニカルアナリストの間では、今回、その再現を期待する向きがあります。8135円比の60.7%の上昇ですと、1万3073円になります。
ただ、今年前半の高値は1万1700円前後にとどまりそうです。1万3073円の高値があるとすれば年後半でしょう。しかし、そうなると、専門家の人達の9割が予想する「2012年相場は前半高の後半安」の前提が崩れます。1割の確率の相場シナリオが出現するということでしょうか。
実は、筆者はこの相場シナリオが2~3割の確率である、と考えています。そのためにはいくつかの条件が必要です。
絶対的なものはアメリカ金利の上昇です。金利の上昇?これは最大の悪材料ではないのか、といわれるでしょうね。しかし、これは違います。
ちなみに、2003年4月~現在までの相場は①2003~2005年②2006~2008年③2009年以降――に区分できます。①は猛反騰相場が展開された局面です。日経平均株価は2倍強になっています。ここはアメリカの利上げを行なった金融引き締め期間です。
次に、②は利上げ打ち止め、金融引き締め休止期間です。日経平均株価は2006年4月7日に1万7563円の高値をつけたあと、高値波乱に陥っています。前述したように、2007年7月9日には1万8261円の高値を示現しますが、この高値→高値の上昇率は3.9%にすぎません。
メガバンクの株価は2006年4月を高値(三菱UFJFGの高値は1995円、みずほFGの高値は1030円)に急落しています。
③は改めて述べるまでもありません。利下げ、超金融緩和期間です。日本の株式市場はどうなりましたか。
仮に①のシナリオが再現された場合、メガバンクの株価はとんでもないことになるでしょう。みずほFG(8411)(東1/100株)は2003年4月~2006年4月に、何と株価18倍の暴騰劇を演じています。
もちろん、ハイテク系の国際優良株が大フィーバーとなるでしょう。フォスター電機(6794)(東1/100株)は情報機器(スマートフォンなど)、自動車向けの音響機器を生産する専業メーカーです。2012年3月期は大幅減益(連結1株利益43円)を余儀なくされますが、2013年3月期は急浮上(同150円)に転じる見通しです。
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