【2012/02/17】
*シンガポールで取引されている日経平均先物(3月物)は8時45分現在、9,370円近辺で推移している。
NYダウ 12,903 (+122)
ナスダック 2,957 (+42)
為替 78円90銭/ドル
CME 9,370 (大証比+140)
原油(WTI) 102.51 (+0.51)
『米株市場はNYダウ、ナスダックともに反発。ナスダックは2000年12月の水準へ戻す。』
昨日は一転、不透明感の強まったギリシャ金融支援が、20日のユーロ圏財務相会合で決定される見通しになったことから、再び買い安心感が強まった。
また、この日の米経済指標(=1月の住宅着工件数 他)が良かったことも支援材料になった。
この日は全面高商状で、産金株や銀行、運輸、コンピュータ・半導体関連の上げが目立っている。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は9,370円と昨日の大証より140円高く、ADR(米国上場の日本株)も全面高で終わっている。
為替は1ドル=79円台目前(円安)、1ユーロ=103円台半ば(円安)で推移している。
週末の東京は利食いをこなしつつ反発が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1360万株、買いが1890万株で、530万株の買い越しとなっている。)
米株反発、CME・ADR高、再び円安と、今朝は一転プラス材料が揃ったことから、寄りは全般に買い先行が予想される。
特に、自動車・精密・機械などの輸出関連株や金融セクターが指数の戻りを主導すると見られる。
一方、昨日の時点で225レシオは63.6ポイント、TOPIXレシオは65.8ポイントへ達し、いずれも過熱感が台頭し始めている。