米 反発とかそう言う問題を通り越して、
ヤバイところも切っていますね。
ここ数日が出直りのチャンスか
米株はいったん下げ止まり、反発も
8月相場を迎えました。8月というと、かつて歴史的な大暴落であるニクソンショックを想起しますが、戦後の長い歴史のなかで、前月に比べた上げ下げでは、勝率56%と12ヶ月のうち平均以上です。夏相場といわれるくらいですから悪くはないのでしょう。もっとも、今年は九星気学でいうと、この8月は二黒土星で、その象意は八方ふさがりであって芳しくありません。
さて、株価は今、7月8日を小天井に二段下げの途中です。日柄では小天井から16日間が経過しています。この間の下げ相場の材料は、国内というよりも海外材料に拠っています。
インド、中国など新興国の金融引き締め、欧州の財務危機、それに米国の債務上限引き上げ問題、景気悪化懸念、さらには円高進行です。とくに債務上限引き上げでは、一応共和、民主の合意がなされましたが、今後米国債への格付け引き下げへの動きが活発化し、米国債への影響も無視できません。
こうした米国の諸問題は、そもそも09年の金融危機に際し、米国は巨額のドル供給を行なったことの副作用が表面化したのです。財政再建に取り組めば、米国のみならず世界経済全体に影響が及びます。米国景気の先行き不安を見逃すわけにはいかず、再び財政支援が必要でしょう。となれば、米国債への格下げは必至となります。ドル安も進みます。本来なら、長期金利は急騰するはずですが、いまは景気先行き不安から長期金利は2.7%と歴史的な低水準にあります。景気悪化を織り込んでいるようです。
では、こうした状況下で株価をどう読めばよいでしょうか。肝心の米国株価は8月2日現在、7日連続安です。昨年7月2日の底値に向けて7日連続安して以来のことです。
また、金融危機真只中の08年10月には8日連続安をみせました。これからすると、そろそろ株価はいったん下げ止まり、反発する可能性もありそうです。こうしたなか、わが国株価は、直近の値動きからみると、ここ数日中にも1万円に乗せるような勢いをみせない限り、下値鍛錬を強いられることは必定です。果たしてどうでしょうか。
ところで、今週の銘柄ですが、三菱マテリアル(5711)(東1/1000株)に注目です。セメント、銅、加工、電子材料の4本柱です。今期1円増配で経常増益予想です。低位株の代表とみています。つぎは、やや値が張りますが、ファナック(6954)(東1/100株)です。業績は3年後売上げ1兆円を予想しています。前期の2.2倍です。この円高下で、株価は史上最高値を約11年半ぶりに更新しました。通常、久し振りに史上最高値を更新すると、3ヶ月ぐらいは上昇を持続するのが定石です。期待したいものです。