遅くとも月内いっぱいが戻り高値更新の限界 | ブー子のブログ

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遅くとも月内いっぱいが戻り高値更新の限界
米国株は政策面の支えが必要




$ブー子のブログなでしこジャパンが世界サッカーを制覇しました。戦前には予想だにしなかった勝利です。こうした予想外のことは、3月の大震災や原発事故などもあり、なにか今年は多く起こるような予感がします。もっとも、相場の世界では、予想外の局面がしばしばであり、むしろ予想外の連続とさえいえるかもしれません。

余談ですが、こうしたこともあって、筆者は長期投資に疑問を感じています。予想外のことを予想することは出来ないからです。長期投資は、こうあって欲しいという期待感以外のないものでもないからです。その証拠に、長期投資を運用の軸とする投資信託の成果は得てしてパフォーマンスがよくないことに表れています。

ところで、株価は、定石通りもみ合いに入ってきました。このもみ合いはどのくらい続くのでしょうか。通常は10日ぐらいで戻り高値を突破するのが理想的です。遅くとも14~15日で突破すればよいのです。逆にいえば、これ以上時間をかけるとすれば、暫くは調整色を強めることになるでしょう。

ですから、今週末には戻り高値を抜くのが理想です。今週末ぐらいに高値突破すれば、その時点を筆者は、“いい日旅立ち”と呼ぶでしょうが、果たしてどうでしょうか。遅くとも月内が限界です。そうでないと再び調整色を強め、いちから仕切り直しになる公算もあります。

前回、指摘しましたように、今回は中国上海株、米国NY株ともども底入れですので、仕切り直しの可能性は低いとみていますが、気がかりなのは米国株です。米国株は海外から欧州の債務危機に怯え、国内では、景気の先行き減速懸念、雇用の遅れ、国の債務の上限引き上げ問題などでジリ貧をみせてきています。

景気減速に対してなんらかの対策が打たれるかどうか。時間はあまりありません。今後の4~6月期の好調な企業決算が株価を下支えするとの見方もありますが、政策面からの支えが必要でしょう。米国株の戻りの半値押しは12,300ドル前後です。このあたりが下げの限界でしょう。米国株次第での日本株という点からして、米国株から目を離せません。海外投資家の動向に注意したいものです。

さて、こうしたなかでの物色対象ですが、ここ新高値更新している銘柄は、圧倒的に今期好業績が期待されているものです。要すれば業績相場の色彩が濃くなっています。そこで今回は、まず丸紅(8002)(東1/1000株)に注目です。穀物では年2000万トンと商社では取り扱いトップです。チリ銅鉱山の権益が今期から入ってきます。ついで東レ(3402)(東1/1000株)に妙味がありそうです。炭素繊維の塊ともいうべきボーイング787の第1号機が羽田にやってきました。ボーイング社と独占契約しています。両社とも今期大幅増益見通しです。業績相場に乗るのではないでしょうか。