震災で見直されたSNS | ブー子のブログ

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ソーシャル・ネットワーク・サービス
ますます高まる影響力に注目


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◎電話、携帯がつながらないなかでも機能

3月11日に発生した東日本大震災では、被災地だけでなく首都圏でも電話や携帯、携帯メールがつながりづらい状態となりました。

普段、当たり前のようにコミュニケーション手段として使っているものが、まったく使えなくなったときの不安を、読者の皆様も体験されたことと思います。

災害時の脆弱さが顕になったわけですが、一方でこの時にしっかり機能を果たしたのがインターネット。特にSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)と呼ばれるネットサービスは、電話、携帯メールが通じないなかで、電波さえ来ていれば、途切れることなく貴重なコミュニケーション・ツールとして利用者を結びつけました。

SNSは、友人、知人のコミュニケーションをサポートしたり、また見知らぬ人同士をネット上で結びつけるコミュニケーション型のWebサービスです。

このサービスは2003年頃から米国で始まり、急速に世界に広がりました。

6億人のユーザーを持つ世界最大のSNS「フェースブック」を始め、140字の短文簡易ブログ「ツイッター」など、米国発のSNSが知られています。これだけではなく、5月4日にナスダックにIPOした中国最大のSNS「レンレン」や、日本でもミクシィ(2121)、ディー・エヌ・エー(2432)のモバゲータウン、グリー(3632)などゲームを主体としたSNSなどがあります。

こうしたSNSが、震災時に被災者の大きな力となりました。

電話回線網や携帯キャリアのサーバーを経由しなければならない通話や携帯メールと異なり、インターネットを介するサービスなので、通信がつながりさえすれば機能するのが強みです。

ツイッターは安否の確認や被災した各地の状況、また避難所で足りないものなどの情報がリアルタイムで流されたほか、地震当日、首都圏で起こった帰宅ラッシュでもツイッターが活躍し、公的情報によらない利用者同士のコミュニケーションが急増しました。

調査会社のニールセンによると、日本の3月におけるミクシィ、ツイッター、フェースブックの利用者は軒並み20%以上の急増となっており、特にツイッターは2月比で37%増の1757万1000人に上っています。

これは明らかに、震災や原発事故に触発されたものと考えられます。

◎デマの拡散など問題あるも信頼度は向上

その一方で、SNSは多くの誤った情報、意図的と思われるデマを拡散させるという負の側面も指摘されています。

そのため政府は、ネット上の流言飛語についてサイト管理者の自主的な削除などを要請しています。

震災時のメディアの影響を調べた野村総合研究所の調査によると、各種メディアのなかでもSNSの信頼度が高まったとする意見は、1位のNHK(28.8%)、2位のポータルサイト(17.5%)に次ぐ13.4%となっています。

しかし、同時に、「信頼度が低下した」という意見も9.0%と、NHK(4.7%)、ポータルサイト(4.2%)などに比べて高くなるという二律背反的な結果となっています。

ちなみにこの調査で、最も信頼度が低下したとされたのは政府・自治体の情報で、28.9%と突出していました(出典:野村総合研究所『東北地方太平洋沖地震に伴うメディア接触動向に関する調査』)。

ただし、ツイッターなどSNSについては、デマが広がるのが早い反面、ウソを見抜いて人が打ち消す作用も迅速に働くという意見もあります。このあたりが一方通行のクチコミやチェーンメールとの違いといえるでしょう。

◎フェースブックのIPOに向け注目度高まる

まだ歴史の浅いSNSですが、チュニジアから始まった一連の革命に大きな役割を果たしたとされるのも、ツイッターやフェースブックなどのSNSです。

広く人々を結びつけるSNSによって、宗教色の薄い従来にはない形の運動が瞬く間に広がりました。

名もない人たちだけではなく、各界の著名人がツイッター、フェースブックにアカウントを開いて、従来型のマスメディアに頼らず情報を発信。それを通して支持を広げるということは、すでにあたり前のこととなっています。

SNS関連企業の存在感も、単なるベンチャーからIT社会に大きな影響を与えるまでに高まっています。

最大のSNSであるフェースブックは、すでにアップルやグーグルと並ぶほどの存在になっています。

同社は、2012年中にはIPO(新規公開)を実施する計画ですが、それに向けて世界、日本のSNS関連企業への注目度はさらに高まりを見せていくことになるでしょう。

$ブー子のブログ◎主なSNS関連銘柄
インタースペース(2122)
アイレップ(2132)
クルーズ(2138)
フルスピード(2159)
クックパッド(2193)
カカクコム(2371)
オプト(2389)
アドウェイズ(2489)
バリューコマース(2491)
ドワンゴ(3715)
ケイブ(3760)
セプテニHD(4293)
ヤフー(4689)
サイバーエージェント(4751)
楽天(4755)
デジタルガレージ(4819)
エン・ジャパン(4849)
GMO(9449)
スクエニHD(9684)
カプコン(9697)