「杉村富生の相場道場」 | ブー子のブログ

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株式投資「成功」の条件!
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★いすゞ自動車には神様がついている?

大震災後、株価が底入れするまでの期間は、前回、阪神淡路大震災が6カ月と述べましたが、関東大震災(1923年9月1日)のとき、フィッシャー指数(企業物価指数)は底入れまでに9カ月の日柄を要しています。

マグニチュードは阪神淡路大震災が7.3、関東大震災が7.9、東日本大震災が9.0でした。ちなみに、関東大震災は死者・行方不明者142,800人、避難人数190万人、大蔵省、外務省、内務省、警視庁などの建物が焼失し、首都機能が失われたのです。

こうした状況を振り返ると、今回、株価が大震災後わずか3日で底入れするはずがないじゃありませんか。

それなのに、3月23日には1,000円飛び台の東京電力を「利回り6%に回ります」と勧めている営業マンがいました。バカを言ってはいけません。

3月17日の寄り付き(741円)を買って短期勝負するのならともかく、こんな局面でファンダメンタルズを持ち出してはいけません。

東京電力は3月23日、メガバンクに対し、12,000億~15,000億円の借り入れを要請しています。原発の損害については、補償に対して免責条項(国が代わりに負担する)がありますが、当座の資金繰りは別です。

それに現時点では、無配に陥る可能性が濃厚です。さらに、このままでは日本航空と同様に国有化(株主価値はゼロになる?)の可能性すらあるのです。

パニック的な投げ売りには断固、買い向かって大丈夫ですが、マーケットが落ち着いたときには理性が求められます。

さて、いすゞ自動車(7202) の神様の話ですが、終戦直後、同社の前身である東京自動車工業は2分割されることになりました。もうひとつの会社は日野自動車です。こちらは本社・工場が日野市にあり、すんなりと日野自動車と命名されたのです。

一方、いすゞ自動車の本社・工場は当時、神奈川県の藤沢市にありました。普通であれば藤沢自動車でよかったのですが、経営陣は、「この際、もっとちゃんとした社名にしよう」と考えたようです。

そこで伊勢神宮に参拝し、「伊勢の名前を貸して欲しい」と。しかし、これは認められませんでした。そして、結局は「いすゞ自動車」になったのです。この経緯については次回以降に。