日経平均急反発、米国で著名アナリストの「日本株買い推奨」レポートが相次いだ
16日の東京株式市場は5日ぶりに反発した。ほぼ全面高。前引けの日経平均株価は前日比375.99円高の
8981.14円。TOPIX(東証株価指数)も反発した。外国人を中心に買い戻しや押し目買いが活発化し
た。前日の急激な下げで「売られ過ぎ」との見方が広がった。
主力株中心に朝方からいっせいに買い戻され、日経平均株価は急速な戻り基調をたどった。日経平均株価は一時
、前日比563.36円高の9168.51円と9100円台を回復する場面があった。東日本大震災が起こっ
た11日から前日15日までの3日間で終値ベースで2032.69円も急落しており、リバウンド(自律反発)
的な動きも相まった。TOPIXも800ポイント台を回復した。買い一巡後は、「福島原発で白煙」と伝われ、
日経平均株価は上値を抑えられた。
現地15日の米国で著名アナリストの「日本株買い推奨」レポートが相次いだ。また、国内証券でも、「原子力
発電所の事故や生産停滞の長期化という未曽有の不透明感から、パニック売りの様相になった」としながらも、
「その後の日銀の緊急資金供給などの決定は、市場の不安心理軽減に効果を挙げている」とした。同証券ではまた
、「震災の影響で、今来年度の業績は下方修正となるが、中長期的な競争力・収益力は変わらない」とし、「日本
株には割安感がある」ともしている。