[杉村 富生先生の株式コラム 02月07日号]
新しい銘柄をコツコツと仕込もうじゃないか!
力強い上昇相場が展開されています。筆者は昨年秋以降、“9重苦”のハンディを克服し、史上最高の決算を相次いで更新する日本企業の強さを再認識せよ! 2011年の株高シナリオ12項目!(1月24日号参照)を主張、「BUY JAPAN」(日本株を買おう!)と訴えてきました。マーケットはほぼシナリオ通りの動きをみせています。
この局面において、エジプト騒乱、新興国の利上げ、日本国債の格下げは気にする必要がありません。もちろん、足元の相場では弱気筋までが「何か、買うものはないか」と、あせりの色を強め、下値を買った向きは「いや~、いくらでも売れるため、すっかり玉がなくなってしまった」と嘆いています。こんなときは浮かれてはいけません。
ここは新しい銘柄をていねいに仕込んでおくことをお勧めします。苦労した荏原だって、ふっ飛んできたではありませんか。当コラム一貫推奨のソディック、富士機工の勢いはもう止まりません。ソディックは中国系ファンドが200万株、富士機工は有力筋が150万株仕込んだ、といわれています。値幅効果が出るのはこれからでしょう。
さて、次にコツコツと拾っておきたい銘柄は、三菱マテリアル(5711 東1 1000株)、タムラ製作所(6768 東1 1000株)です。三菱マテリアルはコア4事業(セメント、銅、加工品、電子材料)が回復、2012年3月期の連結1株利益は30円に迫るでしょう。やはり、中国系ファンド(すでに、第8位の大株主に登場)が執ように買っています。
一方、外資系のG社が1600万株のカラ売りを行なっています。これはロング&ショート戦略、ないしはオルタナティブ投資だと考えられます。恐らく、住友金属鉱山か三井物産の「買いポジション」を持っているはずです。まあ、カラ売りは将来の買いの予約であり、心配はいりません。
タムラ製作所は月足チャートをご覧下さい。2007年7月13日の713円を高値に、長期下降トレンドを描いています。この3年間、レジスタンス・ラインに突っかけてははねかえされる形になっています。しかし、株価は250円前後で煮つまっており、トレンド・ライン突破の可能性が濃厚となっています。
トレンドは継続します。上昇トレンドに転じた場合、しばらく上昇します。しばらくとは数ヵ月、数年です。だからこそ、先人は続く流れに逆らうな、ついていくのが儲けの道!と教えているのです。