日経平均戻り高値更新、徐々に2011年のテーマを睨んだ物色が強まる
22日の東京株式市場は反落した。前場中ごろにプラス転換し、後場前半までは堅調
展開が続いたが、大引けにかけてポジション調整売りや戻り待ちの売りに下押しした。
日経平均株価は前場に12月10日に付けた戻り高値1万0373.70円を上抜い
たが、大引けの日経平均株価は前日比24.05円安の1万0346.48円となった
。TOPIX(東証株価指数)も反落した。東証1部の出来高は19億3225万株、
売買代金は1兆3118億円だった。
後場に入ってからは先物に売り買いが交錯。市場では、「幻のSQ値」である1万04
20.74円が意識されており、前場に日経平均株価は一時、前日比23.69円高の
1万0394.22円まで上伸する場面があったが、届かなかったため、一転下げ基調
となった。明日23日が休みとなるため、ポジション調整売りが出た。
国内証券では、「クリスマスや年末接近から市場エネルギーは盛り上がりにくいものの、
徐々に2012年3月期の業績や2011年のテーマを睨んだ物色が強まる」としている。
東証1部の値下がり銘柄数は931。ソフトバンク <9984> が売られ、ソニー <6758> 、
コマツ <6301> 、ファナック <6954> も軟調展開となった。京セラ <6971> も下げ、
DeNA <2432> も売られた。
半面、値上がり銘柄数は504。メガバンクが軒並み高。野村HD <8604> が買われ、不
動産株、非鉄金属株への物色が全体相場を下支えした。三菱商事 <8058> 、三井物産 <80
31> も堅調展開。住友金属鉱山 <5713> も上伸した。キヤノン <7751> 、東芝 <6502>
も高い。