今だに「為替介入の影響は限定的」「単独介入じゃ意味がない」という不安心
理を煽る懸念コメントばかり並びますが、事実、為替介入によってドル円は8
2円台から一時86円手前まで円安、それも日本単独介入で3円以上の円安効
果が出ているのです。この事実を無視して○○懸念と解説するのはお門違いも
いいところでしょう。
さて、ここから本題に入ります。
政府日銀の円売り介入、その裏側にある本質として金融緩和効果を昨日15日
のメルマガで指摘しましたが、実は円売り介入には誰も指摘しないもう一つの
重要なシナリオがあるのです。
それは、政府日銀が保有することになる「米ドル資金」の行方です。
■円売り介入の裏側(2)
政府日銀が為替介入を実施すればするほど、その金額規模が大きければ大きい
ほど、円売り=ドル買いによる米ドルを大量保有する。昨日15日の市場観測
による為替介入2兆円規模であれば、同規模の米ドルを保有しているでしょう。
さて、この為替介入による米ドルはどうなるのか???
過去03-04年の為替介入時、大量に保有したドル資金は、まわりまわって
米国債購入へと充てられた可能性が高い。政府日銀の円売り介入、その先にあ
る米ドル保有が米国債購入へと繋がるのであれば、市場が警戒するガイトナー
米財務長官の議会証言で、日本の円売り介入に対する懸念表明の可能性は低い
でしょう。
なにはともあれ、
日本時間に為替が上がってくれませんかね
