第10回「60歳のラブレター」 大賞受賞ラブレター | ブー子のブログ

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それはやりたくないことだから。

損してもいい、と思ったら、やればいい。
それはやりたいことだから。

異性に言われて1番うれしい言葉は? ブログネタ:異性に言われて1番うれしい言葉は? 参加中


あの日から、まもなく四十年になる。

石炭から石油への転換で、石炭への将来に夢がなくなり母と二人北海道を離れることにした。

故郷を離れる前の晩、心落ち着かないまま町で唯一の寿司店に初めて入った。

偶然、その店にバイトで君がいた。

「明日、横浜へ行くんです」「頑張って下さい」「ありがとう」数少ない会話で店を後にした。

雪国独特の静けさの中、「頑張ってね!」と言う声で振り返ると、寒空の中、君は店の外に出て小さく手を振っていた。

「ありがとう!」キュッ、キュッと鳴る足元の寒さと、たまらない寂しさに身震いし襟を立てた。

それから三年後、当時言われていた“家付きカー付き婆抜き”と言う時勢に、叶うものが一つもない僕のところに君は嫁いでくれた。

二人の運命とはこんなものなのかと、横浜の空を仰いで一人手をあわせた。

口べたで融通のきかない僕は、明るく頑張り屋の君に背中を押されて今日まで何とかやってこれた。


「頑張ってね!」 あれから四十年「ほんとうにありがとう」


$ブー子のブログ私の好きな「60歳のラブレター」の2010年の大賞になった大賞 岡 久男 さんの『ラブレター』を引用させてもらいました。

結婚して60才を過ぎ、

ご主人から奥様へ。

あるいは、

奥様からご主人へ。

奥様の為に。

ご主人の為に綴る『ラブレター』を読むと、

そのご夫婦それぞれの半生を垣間見れます。

殆どがご時勢柄も含め、

お金にゆとりがないところからスタートして、

半世紀を共にしてきた2人が、

あんなこともあったね。

なんて言いながら最期には、『ありがとう』

と、つぶやくようにして締め括るのです。

『ありがとう』と言う言葉は、

感謝の気持ちの代名詞。

長年連れ添った伴侶に照れながらもそれを伝えるのです。

その気持ちを受け取ると、

不思議にも皆さんが喜び、

『こちらこそ、ありがとう』と、返すのです。

その気持ちが良く分かります。

感謝の気持ちが一杯詰まった『ありがとう』

私も、言われて1番嬉しいのはやっぱり『ありがとう』の言葉しか思い当たらないです。

どんな嫌なことがあっても、

『ありがとう』と、言われたら全てを水に流せてしまえます。

それから、大賞に輝いた 岡久男さんの奥様のエピソードに心が打たれちゃいました。

「家付きカー付き婆抜き」とは正反対と久男さんが言う新婚生活でしたが、信子さんはこう語ります。「主人のお母さんは決して人の悪口を言わない人。『息子が好きでもらった嫁を悪く言うなんて、自分自身につばを吐くようなものだ』と言って、私のことをそれは可愛がってくれました」。そのお母さんに助けられ、家事と育児、仕事を両立できたとか。


久男さんのお母さんは、

『息子が好きでもらった嫁を悪く言うなんて、自分自身につばを吐くようなものだ』

と、おっしゃったそうです。

これは、人生の基本ですね。

私も、見習いたいですし。

見習うべきだと思いました。

例え、この未来に我が息子が、

「なんだ !? この嫁は 叫び

と、嘆きたくなるような嫁を連れてきたとしても、

嫁を大事にして

嫁を育てて行かなくちゃいけないのかもしれませんね。

出来るかなぁ 心配   無理