軽視されていた?カントリー・リスク | ブー子のブログ

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ブーちゃんには、

タイ人のお友達がいますが、

この子が凄くエライ。

物事はハッキリと言うし、

そして優しい。

だけど、私が恐ろしくエライと思うのが、

日本語の覚え方で

貧しい村の出身だというその子は、

要は出稼ぎ。

その中で、

言葉も分からない日本に来て、

1つ1つ繰り返しながら言葉を覚えてきたんだそうだ。

「ありがとう音譜

どんな時でも、

誰にでもキチンと「ありがとう音譜と言うのを聞いているだけで、

また改めて良い言葉だな。と

その子から教わった気がします。

そしてたったの2年でお姉さんとともに

お店まで持って今の景気の悪い時でも繁盛させているのだとか キラキラ

そして、国に残してきたお母さんと息子も呼び寄せて

面倒をみている。

話をしているととてもお母さん思いで、

私の方が恥ずかしくなってきます。

生きる為に他所の国でひたすら頑張っているその子も

辛い時は泣きます。

でも、甘ったれた涙ではなく、

ちょっと一息つかせて。と言う涙はとても綺麗です ハート

[杉村 富生先生の株式コラム 05月17日号]


軽視されていた?カントリー・リスク

 投資に際してはリスク管理(マネージメント)が極めて重要です。ちなみに、筆者は現状を正しく認識し、リスク・マネージメントを徹底せよ!と主張をしています。

 タイの政治的混乱は暴動に発展(死者はすでに、50人)、軍事衝突の様相を強めつつあります、タクシン元首相派勢力「半独裁民主戦線」(UDD)はカティヤ・サワディポン陸軍少将(13日夜に狙撃され、意識不明の重体)がリーダーであり、プロの武装集団(バンコク中心部を占拠しているUDDメンバーは女・子供を含め6000人、うち500人が武器を保有する退役軍人、反乱兵士など)といわれています。

 対立の背景にはアピシット首相に対するタクシン元首相派の根強い反感に加え、農村地域の貧困(都市との経済格差)があるようです。いずれにせよ、この騒乱はタイ経済に大きなダメージを与えるでしょう。

 日系企業にも影響が出ています。日立、NECなどの現地企業は操業ストップに追い込まれ、ファミリーマートは閉店中です。観光客も激減しています。タイ経済の損失は「1ヵ月に1000億円超」といわれていますが、この額はもっと膨らむと思います。

 実はここ数年、バラ色の夢を語り、タイ投資を強力に勧めていた投資顧問会社がありました。調査マンの現地報告にとどまらず、投資家を引き連れてのタイ訪問など、「大丈夫かなあ~」と感じられるほどののめり込みようでした。結果は? 報じられている通りです。

 再三指摘していますように、リスクに対する備えには事前対応と事後対応があります。もちろん、重要なのは前者です。投資を行なう前に、徹底的なチェックが必要なのは論を待ちません。

 ちなみに、外貨建て商品には?為替?価格変動?カントリー(当該国)―の3つのリスクがあります。最近、このカントリー・リスクが軽視されているのではないでしょうか。

 ギリシャが好例です。ここにきて、就業者の4割が公務員(その給料は民間の3倍→役人天国)、ワイロが横行し、GDPの3割がヤミ経済、税金はワイロの額によって決まる―などといわれています。

 政治的には1970年代以降、パパンドレウ家(全ギリシャ社会主義運動党)、カラマンリス家(新民主主義党)の2大ファミリーが政権をたらい回しにしてきました。貧富の差も激しく、国民は何かあると、ストライキ、暴動で抵抗します。

 ギリシャ支援(3年間に1100億ユーロ→約13兆円)は決まりましたが、その見返りとしての財政再建(公務員の給料カット、年金減額、増税を断行し、単年度のGDP比の財政赤字を現在13.6%→3年後2.7%に)は本当に可能なのでしょうか。

 いや、これはもう、結果は決まっています。いずれ、パパンドレウ政権が崩壊し、カラマンリス政権が誕生しますが、混乱は一段と拡大、再びパパンドレウ政権に復帰、最終的には債務リストラ(アルゼンチン方式のデフォルト)に追い込まれるでしょう。

 欧州の銀行が持つギリシャ債権(投融資額(+)国債)は1931億ドル(約18兆円)です。うち、フランスの銀行が788億ドルと最大の“貸し手”であり、あとはドイツ、イギリスの銀行です。

 なお、アメリカの株式投資家の不安心理を示すVIX指数は今回のギリシャ・ショックでは40.0ポイントまで上昇しました。これはアジア通貨危機の38.2ポイント、ロシア危機の45.7ポイント、同時多発テロの43.7ポイント、エンロン事件の45.1ポイントに匹敵するものです。これだけのショック安が短期間に収束することはあり得ません。

 さて、リスク管理の問題に戻りますが、ギリシャのデタラメぶりはいまに始まったことではないでしょう。40年前からそうです。そんな国に欧州の金融機関はなぜ、大金を貸し込んだのでしょうか。それはうま味(大きなリターンが見込めた)があったからではありませんか。要するに、ハイ・リスク、ハイ・リターンを狙ったのです。一方、ギリシャ国民にとっては「貸した方が悪」と。これは“サラ金問題”と同じです。
 
 好業績の国際計測(7722 JQ 100株)はじっくり拾っておきたい銘柄です。こんな銘柄を仕込むには波乱はチャンス!となります。