全日本空輸(9202) メリルがレーティング格上げ、アジアのエアラインに対して強気強調
メリルリンチでは、グローバルエアライン需要の回復や、日本のエアライン固有の燃料税や高額空港着陸料の軽減措置、国際航空貨物の価格競争力強化などを評価し、20日付で全日本空輸に対するレーティングを「アンダーパフォーム」→「買い」に格上げ、目標株価を200円→380円に引き上げている。また、同社のレーティング格上げに伴い、アジアのエアラインに対する強気スタンスを更に強調したいと解説している。
川崎汽船(9107)が高値急接近、「洋上LNG生産」で見直し買い
川崎汽船が続伸。4月5日に付けた年初来高値390円まであと1円に迫る場面があった。21日付日経1面トップで「洋上で液化天然ガス(LNG)を生産する事業に乗り出す」と伝えられ、好感買いを呼び込んだ。高値からの調整一巡感が台頭していたタイミングでの「ポジティブ材料」に敏感に反応した格好。信用買い残の整理が進んでいるうえ、PBR0.89倍から見直しが進みやすくなっている。
「マザー・マシン」受注好調で、機械株の一角に買い
機械セクターに買い人気が向かっている。ファナック、安川電機が4日ぶりに、牧野フライスが3日ぶりに反発した。日本工作機械工業会が20日発表した3月の工作機械受注額(確報値)が758億円と前年同月比約3.6倍になったことから工作機械関連株に見直し買いが流入。工作機械は機械を作る機械ということから別名「マザー・マシン」ともいわれ、その受注動向は設備投資動向の先行指標となっている。安川電機は20日に発表した2011年3月期の営業損益は80億円の黒字と前期の赤字から浮上する。市場の一部ではコンセンサスを下回ったため売り先行となったが、むしろ上振れ期待の方が強まり、朝安の後プラス圏に浮上している。
コムシス(1721)・つうけん(1940)に買い気、経営統合で業界再編期待
つうけんが東証2部で買い気配スタート。20日にコムシスホールディングスが株式交換によって、完全子会社化すると発表したことを好感した。10月1日にから連結される予定だが、交換比率は未定。コムシスは続伸。業界再編期待からの買いが流入している。ただ、野村証券では「NTTグループの設備投資の抑制は2011年3月期も続く見通しであり、受注環境は厳しい。グループ全体での経営構造改革の加速が望まれる」とした上で、「業界再編への期待はあるが、それも経営効率の改善効果を見極める必要がある」としている。
4042 東ソー
[トピック]
国内外の塩ビ樹脂需要は順調であり、更に南陽工場におけるVCM(塩化ビニルモノマー)プラントも好調な状況であるという。現在の生産は能力を下回る水準ではあるものの、これはMDI(ウレタン原料)の稼動率上昇による塩酸処理量の増加や、3月に立ち上げたエチレンアミンの新プラント向けにEDCを振り向けていることなどに起因しており、需要サイドにおける不安はないとの指摘もある。
[テクニカル]
一目均衡表日足において、株価は転換線と基準線に挟まれた位置を推移している。基準線を下値の抵抗帯としていることから、先ずは転換線を上抜けるかに注目したい。