パイオニア再建にめど 三菱系2社と提携、黒字も確保 | ブー子のブログ

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損してもいい、と思ったら、やればいい。
それはやりたいことだから。

 パイオニアは9日、三菱電機や三菱化学との業務提携を柱とした経営再建策を発表した。200億円超の資金調達や中国企業との提携による売り上げ増も掲げ、経営立て直しへ一定の方向性は示した。足元の業績も改善傾向にあるが、実行力が問われそうだ。

 三菱化学から約6億円の出資を受け、有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)を使った照明を共同開発する。2011年の事業化を目指し、カーナビ、AV機器に次ぐ第三の柱に育てる考えだ。

 また三菱電機とホンダからも各約25億円の出資を受ける。三菱電機とはカーナビの共同開発体制を強化し、ホンダへはカーナビのOEM(相手先ブランドによる生産)供給を拡大する。公的資金や民間ファンドの活用も検討したが取りやめた。昨年は中国の上海汽車や家電量販大手の蘇寧電器とも提携、新興国での販売強化に乗り出した。

 9日発表した09年10~12月期連結決算の営業損益は10億円の黒字(前年同期は113億円の赤字)。黒字化は7四半期ぶりだ。不振のプラズマテレビ事業からの撤退などで売上高は1割ほど減ったが、正社員・非正社員の計約1万人を削減するなどコスト削減効果が大きかった。

 中期計画は、売上高も飛躍的に増える「V字回復」を描くが、実現は不透明だ。カーナビやカーオーディオでは低価格競争が激化し、もう一つの柱である音響・映像機器事業は伸び悩んでいる。