綿矢りさ著
解説
私には彼氏が二人いる──中学時代からの不毛な片思いの相手と、何とも思ってないのに突然告白してきた暑苦しい同期。26歳まで恋愛経験ゼロ、おたく系女子の良香は“脳内片思い”と“リアル恋愛”のふたつを同時進行中。当然アタマの中では結婚も意識する。しかし戸惑いと葛藤の連続で……悩み、傷つき、ついにはありえない嘘で大暴走!? 良香は現実の扉を開けることができるのか? 切なくキュートな等身大の恋愛小説。
もうすぐ映画公開ということで
少し前に読んで
感想を書いていなかったので更新。
イマドキ
かつ
等身大
の言葉で物語が進んでいく。
女子ならだれもが良香の経験があるはず。
と私は思った。
情報化社会で
できるだけ自分の思うままに
自分の想像のように
日々が過ぎていけばいいのだけれど
その思いは
みんながそれぞれ思っていて
ほかの人は他の物語を描いている。
そんな大事なことを
脳内恋愛では忘れてしまう
というか見失うっていうのが正しいかな。
私自身も
良香に重ねてしまう部分がたくさんあり、
あーーーー
と客観視できた。笑
脳内二股
考えとしては突拍子もないことだけれど
なんだかんだで
女子のあるある。
でもそんな中
自分の弱いと思っていた部分を受け入れてもらえることは
何よりも強い思いに代わる
人と人とは
受け入れてもらってからが
自分とは別の人間のことを
知れるんだなあ
と感じた一冊。
私も
つまずいたって
立ち止まったって
ゆっくりでいいから
現実の扉開いていこうっと。