この本のオビに出ていましたが、6月29日に出る榎田尤利さんの「Blue Rose」、書き下ろしが含まれるみたいですね。

このお話、本は持っているんですが、実はまだ読みかけなので、新装版を購入するかどうか、ちょっと迷ってたりします。

榎田尤利さんは大好きなんですが、このお話、ちょっと痛そうな感じなので。

それから夜光花さんの「薔薇の誕生」、とうとう薔薇シリーズも最終話なんですね~。

こちらは、フラゲする勢いで書店に走ると思います(笑)

どうか発売延期されませんように(>_<)

ではでは、椎崎さんのちょっと切なめのお話に行きます(^^)


【あらすじ】

『これ以上、この男を好きになりたくないのに-』

「本当のことを教えてほしい。十年前、何があった?」

かつての親友、遠山からそう訊か れたとき、河埜隆は言葉を失った。

高校の卒業式の翌日、河埜が遠山の前から姿を消したのは、眠っている遠山に思わずキスしてしまったのを、気づかれたと思ったからだっ た。

意図しない再会の後、もう一度友人としてつきあうようになったふたりだが、河埜は 終わっていたはずの気持ちが育ち始めるのを自覚し、このままでは友人というポジション さえ失うのではないかと再び遠山を避けるようになり……


高校時代の遠山は、とにかく隙のない優等生。

でも何故か周りに馴染まず、いつも1人でいます。

一方河埜は、ちょっと騒がしい連中とつるんでいるけれど、人望があって頼りにされるタイプ。

そんな遠山と河埜が親しくなったのは、いつも大人な対応をする遠山がクラスメートの兵藤と揉めたことを知って、河埜が間に入ったことから。

河埜と一緒にいる様になってから、遠山が纏っていた壁が薄くなった様な感じで、兵藤、小泉を含め、仲の良い友人になって行きます。

ところがある日、河埜は、眠っている遠山に思わずそっとキスしてしまうんです。

何でそんなことをしてしまったのか、自分でもわからない河埜は、遠山に気付かれてしまったかもしれない、と高校を卒業したのを期に、全ての連絡を絶ってしまう。

それから10年、大学時代に自分がゲイだと自覚した河埜は、それなりに恋愛経験を積んでいますが、ある日兵藤に見つかってしまい、遠山とも再会することになります。

再会してみると、やっぱり遠山のことが好きだと再確認してしまう河埜。

最初は友人の付き合いでも、やがて遠山がキスのことを覚えている、とわかり、それをキッカケに2人は身体の関係を持ちますが。。

とにかく、河埜がぐるぐるしてます(^^;)

高校時代の河埜は、スッキリキッパリしていて、自分に壁を作ってしまいがちな遠山が惹かれるのもわかるんですけど、いざ恋愛となると臆病になっちゃって(^^;)

やっぱり、ネックは同性だというところでしょうか。

もともとは女性と付き合っていた遠山が自分を抱いたのは、もう親友を失いたくない、という友情からで、自分の恋愛感情とは違う、と河埜は思ってしまっています。

家族に恵まれず、父親の知人の家で育ち、家族が欲しいと言っていた遠山を知っている河埜は、自分と遠山には先がない、遠山の幸せの為には自分がいるべきじゃない、と思ってしまっていて。

それでも、遠山に抱かれるのは止められなくて。

そんな時に、遠山に、世話になっている家の娘さんで、妹の様に大事にしている女性との縁談があると知った河埜は、彼にひどい言葉を投げかけて、別れを告げてしまいます。

本当は、なかなか他人に全てをさらけ出せない遠山にとって河埜はもう大切な人なのに、河埜はやっぱり自己完結しちゃっているんですよね~。

突破口になったのは、ずっと遠山のことを相談していた、大学の先輩、瀬川。

河埜がひた隠しにしていたことを暴露した上に、遠山を挑発してくれたりして、いい先輩です☆

ただ、やっぱりこの人、実は河埜のことも好きになっていたんじゃないかなぁ。

ずっと付き合っていた恋人がいたし、その辺りはボカされてはいたので、真相はわからないんですけどね~(^_^;)

お互いわかってしまえば、意外と粘着質だった遠山、これからものすごく嫉妬深い恋人になりそうで、それはそれで怖いかも(笑)

まぁ、遠山に対して臆病な河埜にはそれくらいでちょうど良いのかもしれませんニコニコ


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