今日は主観的(ぉい)に考えた珠玉の吹奏楽の名曲を紹介したいと思います。

アルメニアンダンス・パート1:アルフレッド・リード

元々4曲あったのを2つのまとまりにした曲。その1曲目が「アルメニアンダンス・パート1」です。
吹奏楽の曲の中でも非常に有名な曲で、クラシックでは「運命」に匹敵します。
一時期、吹奏楽コンクール全国大会の常連曲となりました。
最初は「Tzirani Tzar(あんず「杏」の木)」。
一番最初の金管の「パパパアァーン!」のファンファーレはあまりにも有名。
3つの旋律で作られているこの感傷的なメロディーはフルートとユーフォの掛け合いから、アルトサックスのソロ、そしてオーボエ・ファゴット・テナーサックス・クラリネットの速い動きがあります。
次に「Gakavi Yerk(ヤマウズラの歌)」。
原曲はコミタスが作曲した曲。オーボエのとても美しいソロから始まり、コルネットのソロが続き、またオーボエのソロとホルンのソロで締めくくられます。ヤマウズラが動き回る様子をあらわした曲だそうです。
3曲目は「Hoy, Nazan Eem(おーい、僕のナザン)」。
8分の5拍子の局。恋人のナザンに呼びかける曲です。民族色あふれる曲で、アルトサックスのソロとオーボエのソロがあります。
4曲目は「Alagyaz(アラギアズ)」。
アルメニアにある山の名前らしいです。
おもにトランペットが旋律を吹き、そのあとフルートなどの木管が壮大に歌い上げます。
個人的に一番好きな曲です。
最後の曲「Gna, Gna(行け、行け)」。
この曲もアルメニアンダンスの中では非常に有名な曲。クラリネットの非常に速いメロディーやオーボエの陽気な旋律、コルネットとアルトサックスが旋律を受け継ぎます。最後は木管とホルンのグリッサンドで締めくくられます!
グレードは5.一度はやっておきたい名曲です。

Make a joyful noise!:J・スウェアリンジェン
「喜びの音楽を奏でよう!」が原題のこの曲。コンクールでもよく演奏され、すっきりとしたまとまりになっています。中間部のトランペットのソロ・ティンパニーのソロが2つずつあります。
グレードは3くらい。だけど実際は4近くあります。
定期演奏会・コンクールにいかがでしょうか?

アセンティウム:E・ハックビー
「苦痛」とう題名の曲ですが、とても楽しい曲です。
中間部は木管とサックス・ホルンの掛け合いでとても美しいです。
コンクールにとてもお勧めの曲。グレード4に近い3です(笑

アルヴァマー序曲:バーンズ
あるゴルフ場からとって作られた曲。通称「木管地獄」とも言われる曲です。本当にフルート・クラリネット・オーボエは大変です。メロディーが有名なので聴いたことがある人もいるのでは・・・?
グレードは4。コンクールでよく演奏されますが、個人的にはお勧めしたくない・・・です。

プスタ:ヤン・ヴァン・デル・ロースト
日本で非常な有名な曲です。20年位前の曲ですが、コンクールでよく演奏されます。ジプシーのみんじょく音楽を基にした曲ですが、ほとんどのメロディーはロースト自身が作った曲。
Ⅰ楽章
非常に有名な楽章。
クラリネットの主題からはじまり、有名な旋律が続きます。変奏になった主題はピッコロ・フルートが旋律を奏で、ハイCも吹かされます・・・!
ペットのメロディーや、ホルンのメロディーもあり、最後にまた有名な旋律がでてきて、木管のグリッサンドに近い装飾音符で締めくくられます。
Ⅱ楽章
フルートのソロにオーボエとホルンのハーモニーといった非常に上品な組み合わせで始まります。ペットのソロなどもある、賛美歌風の曲。最後のオーボエのソロは夢心地・・・というくらいうっとりするほどの美しさです。
Ⅲ楽章
狩りの様子表した曲。クラリネットの自由なソロアンサンブルから曲は始まり、木管の素早いメロディーが始まります。ペットのカッコいい旋律もあり、最後はスピードアップしてスッキリとしたカタチで終わります。
Ⅳ楽章
個人的に一番好き・・・。ハンガリー狂詩曲をイメージしたといわれる。
木管の付点のリズムから始まり、フルートのソロやピッコロのソロもあります。最後のホルンのメロディーと木管のスケールで曲は締めくくられます。

星の王子様::樽屋雅徳
星の王子様のテーマ・飛行機操縦と墜落・ねぇねぇ、ヒツジの絵を描いてよ・王子様の帰還の4つの場面からなる曲。ピアノ・オーボエ・イングリッシュホルン・フレンチホルン・クラリネット(ピッコロ)のソロがありますが、その中でもフルートの長いソロは非常に魅力的です。

マーチ「春風」:南俊明
05年度の吹奏楽コンクール課題曲。非常に人気のある曲です。
後半にピッコロの有名なソロがあります。
彼の作品では、「憧れの街(07年度課題曲)も有名です。

ミュージカル「ミス・サイゴン」:シェーンベルク(編曲:宍倉晃)
吹奏楽コンクールの中で演奏されている回数がもっとも多かった曲です。
「ミス・サイゴン」という、ベトナム戦争を題材にしたミュージカルの曲です。
1曲目「序曲」
チェレスタのソロから始まり、ソプラノサックスの難しいソロが入ります。
2曲目「我が心の夢」
オーボエのソロが非常に有名なこの上なく美しく、ロマンティックな曲です。
主人公のキムがアメリカ兵に対し「私の夢を壊さないで、壊さないで」と歌う場面です。
3曲目「サイゴン陥落」
主人公キムがフリコプターで恋人から助けてもらう場面です。
この部分はミュージカルでも非常に有名な場面です。
スネアがヘリコプターの音を再現します。
4曲目「今がこの時」
最後の壮大で厳かな美しい曲。
木管が主なメロディーですが、最後の金管のクライマックスのメロディーは非常に有名で耳にした人も多いと思います。ゴング(銅鑼)で締めくくられる非常に感動的な曲ですが、実は裏に怒りと憎しみが隠されている曲で、キムが婚約相手を銃殺してしまう場面なのです。

どうでしたか・・・・?
長くなってしまいましたが、興味があったらどうぞお聞きください!