オバマ大統領は21日、ホワイトハウスでチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と会談した。

オバマ大統領は
(1)チベットの宗教、文化、人権擁護を強く支持
(2)高度の自治を求めるダライ・ラマの「中道路線」を支援
(3)中国とチベットとの直接対話を奨励
(4)チベットは中国領で、米政府はチベットの独立を支持しない
との見解を表明した。
ダライ・ラマも「チベットの独立を追求しているのではなく、中国政府との対話再開を望んでいる」と応じた。
会談は過去2回と同様、大統領の私的会合などに使われる「マップルーム」で行われ、中国に配慮している。
中国はチベット問題を、台湾問題などと並び、中国が絶対に譲ることができない「核心的利益」に位置付けている。
中国外務省の張次官は「米国のこの誤った行いは、著しい内政干渉だ」と批判し、「強烈な憤慨と断固たる反対」を表明。さらに「いかなる者も国家主権と統一を守るという中国の意思を揺るがすことはできない」と述べた。
オバマ大統領とダライ・ラマ14世の会談は2010年2月、2011年7月に続き3度目。習近平氏が国家主席に就任してからは初の会談。