雨瀬シオリ 「ALL OUT!!」 講談社/瀧川ありさ「ノーサイド」 | 日々是本日

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最近、瀧川ありささんの「ノーサイド」をよく聞いている。

 

この曲は「ALL OUT!!」というラグビーアニメのエンディングに使われていた曲である。

 

アニメの本放送は2016年から2017年にかけてであったが、ラグビーワールドカップがあったからだろう、J:COMテレビで再放送をしている。

 

全25話で次回は11/28(木)23:30から、第22話が放送予定である。 

 

J-POP の中では久しぶりにいい曲だと感じた。

 

 

 歌詞の設定はこうである。

 

 長いリーグ戦の終わりと共に、彼の闘い季節も終わった。

 

 スタジアムでそんな彼に思いを馳せる私。

 

 歌詞の内容からすると彼は試合に負けたようである。

 

 そんな彼は何を思って頑張っていたのだろうか……

 

 そう思いながら人々が立ち去ってもスタジアムに居続ける私。

 

 彼の試合は残念な結果に終わってしまったのではあるが、

 

 このフレーズの終わりのメロディーはとても優しいのである。

 

 この優しさは彼を見守る私の優しさである。

 

 いい歌だなぁと思った。

 

 「歌詞 ノーサイド」で検索して詩を鑑賞してみた。

 

 詩の作り手が、ラグビーに人生をイメージしているのは明白だと思う。

 

 ラグビーを詩っているが、このラグビーは人生に読み替えることができる。


 どおりで心に染みるわけだなぁ。

 

 こんな風に自分の人生が理解されて、優しく見守って欲しいと多くの人が思うのではないだろうか。

 

 今時、こういう詩が書ける人って誰なのだろうと思って確認してみたらユーミンだった。

 さすがだなぁ。

 

 しかも、瀧川ありささんの「ノーサイド」はカバー版で、元はユーミンの1984年の曲だった。

 

 けれども、この詩に自分が抱くイメージは瀧川さんのカバーの方かしっくりくる感じがしている。

 

 今ではいつも、人生に読み替えてこの曲を観賞している。

 

【アニメの原作マンガについて】

 

 アニメの原作マンガはこちら。

 

▼雨瀬シオリ 「ALL OUT!!」

 

 講談社の月刊漫画誌「モーニング・ツー」に連載していたが、11月22日発売の2020年1月号で最終回を迎えたと報じられていた。

 

 作者の雨瀬シオリさん、お疲れ様でした。