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来年のNHK大河ドラマは 「麒麟がくる」 ですね
明智光秀の生誕地と言われる近隣の町々は、こぞって大フィーバーです
さて、そんな中読んだ本は・・・
何度かそういうことが起こった時、ふと蟻の動きの何かが気になった。
「・・・・・・・」
じっとその動きを眺める。
食べ物の欠片を口に銜えた蟻たちは、行列をなして巣穴へと運び始める。
しかし、その中には餌を運んでいない蟻もいる。いかにも働いているふりをして、
仲間たちの後に付いて巣穴へと戻っていくだけの蟻もいる。
さらに動きを仔細に観察した。
(中略)
懸命な二割。なんとなく働いている六割。明らかにやる気のない二割。
信長の原理より
好きな作家さんの1人 垣根涼介 さんの描く 信長 です
さらに本文より、
事ここに至っては、ようやく光秀も、信長に対する認識を完全に改めざるを得ない。
おれたちは、人ではないー。
しかし何故、こうなるのか。浅井長政、松永弾正、荒木村重、挙句には、
この光秀・・・・みんな、おれを裏切ってゆく。
どうして、あの蟻の法則が人にも通用してしまうのか、
そもそも、誰がそれを決めているのかー。
しかし、今この時になってようやっと悟った・・・・。かろうじて間に合った。
何故、蟻も人も、働き者ばかりを集めては、やがて働かなくなり、
逆に駄目な者ばかり集めても、やがては働くようになるのか・・・・。
ようやく分かった。
何故、明智光秀は信長に謀反を起こしたのか!? その謎もこの本で、解き明かされます
580ページを超える大作でしたが、読み応え十分でした
信長の原理 垣根涼介 角川書店 1800円+税
誰もが知ってる、信長、秀吉、家康等々、書く作家さんによってその人物像は違い、
歴史的な事件も、それぞれの解釈によって大きく異なることも・・・
それも 時代小説 の大きな魅力です
そういえば、ジャズもそうですよね
スタンダードなどの同じ曲でも、演奏者によってまったく違う曲になることも
そうそう、もう一つジャズと言えば・・・
この3日の日曜日に 『岡崎ジャズストリート2019』 へ行ってきます
と、無理無理!?時代小説からジャズに繋げた訳ですが
また後日ご報告しますね
さて、明日僕は通常通り仕事ですが 明日から3連休という方も多いのでは
お休みの方も、お仕事の方も・・・素敵な週末をお過ごし下さい
~BOOKS VICTOR~
あまり遠方は無理ですが・・・
岐阜・愛知などで仕事が休みの日であれば、こんな感じで何処へでも出店するので
古本市に限らずマルシェ、イベント等々あれば、 ぜひ!お声がけ下さい
最後まで読んで頂きありがとうございました