※このカテゴリでは、海外生活の合間に読んだ本の記録を綴っています。
読書が好きな方も、「ちょっと本を読んでみようかな〜」という方も、気分転換になれば嬉しいです📚

 

 

 

 

今回読んだ本

 

 

 

誰が勇者を殺したか

著者: 駄犬/toi8

 

 


■どんな本?

魔王を倒した直後に命を落とした勇者。

なぜ彼は死んでしまったのか。そして、誰が彼を殺したのかー…。

かつて共に戦った仲間たちが語る勇者の姿には、どこか違和感が…。
語られる証言の奥に潜む「真実」に迫っていくファンタジーミステリ。
やがて明かされる、勇者に隠された驚きの真実とは――?

 

 

■読んだきっかけ

新刊ライトノベルの販売数としては歴代1位(2024年刊行)の超注目作品

物語に込められたテーマが「子どもにこそ伝えたい話」だったため、寝る前の読み聞かせとして再読しました。

(小学生男子の心をくすぐる“勇者の冒険譚”という題材も、とても良かったです!)

 

 

■印象に残ったこと

なろう系、ライトノベルのレーベルですが、普段ラノベを読まない人にこそ読んでほしい!感動します。

誰が勇者を殺したか…を考察するミステリでありながら、それ以上に心を揺さぶるテーマが作品の核にあります。
「勇者とはどんな人物なのか?」「本当の強さとは何か?」
読後には、思わず誰かに語りたくなる物語です。

子どもにも読み聞かせたくなるほどの、芯のある一冊

 

 

 

■こんな人におすすめ

 ・感動できる物語を探している人

・子どもに何か“強さ”や“信念”を伝えたいと感じている親御さん

 

 

■感想 (注:ネタバレあり

勇者になる人って、どんな人だと思いますか?
チート級の強さ? 生まれ持った才能? カリスマ性?

 

でもこの作品の主人公は、そのどれも持っていません。
それでも読み終えた後、きっと誰もが「彼こそが勇者だった」と心から思えるはずです。

 

平凡で、愚直で、取り柄のない主人公。
ただ、当たり前のことを、最後までやり遂げる強さを持っている。
諦めず努力を重ね、目的を貫く姿に、本当の勇気と強さを見ました。

 

「誰が勇者を殺したのか」犯人探しのミステリ要素もありますが、それ以上に、
このタイトルが表現するエピソードが作品全体に深みと重みを与えていて、とても印象的でした。

 

娯楽寄りのライトノベルの中では珍しく、本物の感動があります。


読み聞かせのあと、小学4年生の長男が「これ、めっちゃ面白い!」とひとりでまた読み直しています。心に響いたようです。
(※ルビなしの漢字もあり読むのは大変だと思うのですが…笑)

 


📚ラノベだと思って侮るなかれ!本屋大賞級の骨太な物語です。

 

 

■おすすめ度(★〜★★★★★)

普通の時は星3★★★:速読なし興味があったら読んでね程度

★★★★★

 

《あらすじ》(紹介文より)

勇者は魔王を倒した。同時にー帰らぬ人となった。

魔王が倒されてから四年。平穏を手にした王国は亡き勇者を称えるべく、数々の偉業を文献に編纂する事業を立ち上げる。

かつて仲間だった剣聖・レオン、聖女・マリア、賢者・ソロンから勇者の過去と冒険話を聞き進めていく中で、全員が勇者の死の真相について言葉を濁す。「何故、勇者は死んだのか?」勇者を殺したのは魔王か、それとも仲間なのか。王国、冒険者たちの業と情が入り混じる群像劇から目が離せないファンタジーミステリ。

 

 

※読書カテゴリ、今後も気ままに更新していく予定ですので、また覗いていただけたら嬉しいです📚

(読んだ本全てではなく、一部の紹介です)