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劉慈欣 『三体 3:死神永生』

横山光輝 『三国志 25』

 

 

ようやく三体の三部を終えた自分.. 長い長い道のりでした。てかこれ友達の母親にどうやって要約できるんwww読み終えてからその心配から頭をよぎるなか、この3部が特にちょっと難しく、読み終えるまで時間がかかってしもうたのだった。一度返却し、再び借りようとしたら他の人が借りたりするなどwのハプニングもあり、結局二ヶ月もかかるはめにw しかし皆さんこれは読むべき作品なのですyp。 ハードSFは本当に面白いんですよ?と言う自分がちゃんと魅力をアピールできなければ何の意味もないとだろうけれども。全キャラクターの中で一番実利主義的な人物が結局最後まで生き残れず(それさえも計算による結果だったかも知れないという点が興味深い。彼があえて宇宙の最後まで生きてその姿を見ようと冬眠の冬眠を繰り返すとは思えない)人本主義的な人物が最後のキャラクターとなるのが結局、人間が書いた小説だからこうなるのかなぁという感想。愛がすべてに勝つ!みたいな。ウェイドが血も涙もないゴミのような人間だと描写されてはいるが、全人類の命を握っている状況であれば冷静な人が1人くらいは必要だろうと思う。こんな瞬間に共感能力を失ってしまう共感型人間とはちょっと矛盾。全体的な内容ではなく、細部からみるとブラックホールに対する研究(真空の中での低速運動とは一体・・・)や雲天明の童話、モスクストラウメンでの経験談が一番面白かった。人間が越えられない波で作られた渦巻の前を守る灯台守!その渦の中心では淡々とタラを切って食べたというのが魅力的じゃないかおい。

あまり悲しむ内容でもないと思っていたのだが、ある事故により何千年もの時差を置いてやっと見つけた艾AAのメッセージのせいで心臓がガタ落ちしたような思いもした。それでも艾AAがその最後に孤独じゃなくて良かった。彼女に寂しい思いをさせないために雲天明を帰らせたかの様なのが少しありがたいほど。艾AAはその存在が程心の補助者の役割であったとしても特有のキャラクターによる活気が好きだった。艾AAなしで程心が気を引き締め、最後を迎えることなんで出来なかったのだろう。人間寂しい存在であるということを長い長い内容を通じて改めて悟ったような気もする。

 

僕らは幸せに暮らしました

あなたたちに小さなプレゼントを

崩壊を避けて

新しい

 

 

そして、諸葛孔明、矢10万本を3日で手に入れる曹操まんまと矢のっ取られる···

近寄る赤壁大戦

頭脳も顔もありだなんてこのバージョンの諸葛孔明ずるすぎん

頭脳も顔もありだなんてこのバージョンの諸葛孔明ずるすぎん