1: 宇宙の振動

宇宙は常に振動しており、物質だけでなく、思考や感情も独特の振動エネルギーを発します。すべての粒子、原子、分子、さらには私たちの細胞や体も特定の振動エネルギーを放射します。同様の振動は引き合い、異なる振動は反発します。

2: 自己の振動

私たちの思考、感情、信念によって決定される自己の振動が、私たちに似たような経験や状況を引き寄せます。高くポジティブな振動を維持すると、良いことを引き寄せやすくなりますが、低くネガティブな振動を持つと、望ましくない経験を引き寄せる可能性があります。

3: 生活への応用

日常生活で振動を正しく適用する方法について、どのように考えるかを探ります。自分の望みや夢との正しい振動について探求し、シンプルかつ効果的に生活に適用する方法を考えます。

4: 音楽家の寓話

音楽家同士の調和と不調和の対比を通じて、振動の重要性が説明されます。同調しているときには美しいメロディーが生まれ、不調和なときには不快な音が生まれます。私たちは、他人や状況との調和を通じて、より豊かで満足のいく経験を作り出すことができます。

5: クオンタム・セルフ

ジョー・ディスペンザの『Deja de ser tú』のコンセプトである「クオンタム・セルフ」について学びます。これは、望むものとの正しい振動を科学的に説明し、日常的な経験を通じて理解することができます。  
※ 「Deja de ser tú」(デハ デ セール トゥ)は、スペイン語で「あなたは自分をやめる」という意味です。このフレーズは、ジョー・ディスペンザ博士の著書のタイトルとしても使われています。

6: 鏡の前での体験

鏡の前での自己イメージとその日の気分によって、私たちは異なる身体像を見ることができます。このような日常の経験を通じて、クオンタム・セルフの理解を深めます。

7: 実現可能な未来

未来の出来事は、量子場における可能性として存在しており、私たちの観察や体験によって実現されることが説明されます。意識の力で、望ましい未来を引き寄せることができるのです。

8: 量子的観察

量子レベルでの観察が、物事の出現に影響を与えることが説明されます。観察者の存在が、現実の発生に影響を与えることが示されます。

9: 情報の海

私たちは、時間や空間を超えた次元にある情報の海とつながっており、物理的な要素と接触せずともそれらに影響を与えることができます。

10: 感情とエネルギー

私たちの変化する感情は、私たちのエネルギーパターンを変化させ、私たちの振動状態を作り出します。常に同じ感情や思考を続けることで、同じ現実を創り出します。

11: 新しい振動の創造

現実を変えるためには、新しい方法で考え、感じ、行動する必要があります。新しい状態の観察者として、新しい振動状態を創造し、望ましい現実を引き寄せます。

12: 感謝と創造

望ましい未来に感謝することで、量子場にその状況が既に存在するというシグナルを送ります。感謝は単なる知的なプロセスではなく、感情的なレベルでその状況を既に経験していると信じることを意味します。

まとめ
「クオンタム・セルフ」とは、量子物理学の原理を意識や現実の創造に適用する概念である。ジョー・ディスペンザ博士の著書「Deja de ser tú」では、自己の変容や現実の創造において、心の状態や意識の力が重要であることを説いている。意識と現実の相互作用を通じて、望ましい結果を引き寄せるためには、心と身体の状態を変化させ、ポジティブなエネルギーを発信することが重要である。感謝の意識を持ち、望ましい現実をイメージし、その感情を体験することで、現実を変えることが可能とされている。量子自己理論を活用し、自己を変革し、望ましい現実を創造するための手法が提示されている。