【古本屋の売上を上げる方法、2015年度版】その5(商品の配置場所) | 古本屋開業応援ブログ

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こんにちは。
カラス店長です。

今日は土曜日ですが、あいにくの雨。
お店での売上は見込めませんね。
Amazonだよりの売上になりそうです。

今日から
Ⅱ、店舗の戦略デザイン
について掘り下げてみたいと思います。

最初は
【商品の配置場所】
についてです。

「商品を何処にならべるか?」
この問いは、とても大事です。

しかし、多くの古本屋経営者は
考えきれていません。

店舗で売上が伸びないお店は
自分が売りたい在庫過剰な商品を
目立つ所に陳列します。

時々売れる事もあるかもしれませんが
損をしたくないという気持ちが伝わってきて
客目線で考えると良くありません。

又は、
Amazonで高値が付いている商品を
目立つ所にに陳列します。

この場合、Amazonで
【高値がついている賞品=良い商品】
という単純な考えに落ち入り、
自分で考えるのを放棄しているんですね。

それに対して、
いいお店は目の前にいるお客さんの
目線でつくられています。

店の外には、
お客さんが足を止めたくなる
お得な商品や雑誌を陳列。

お店に入ったら
目に付く良い商品。

奥の方に行けば、
何か良いモノがあるのでは?
という期待感を持たせます。

そして当然大人向けの商品と
子供向けの商品は出来るだけ離す。

落ち着いて本を選びたいサラリーマンは
うるさい子供が近くにいることを嫌いますからね。
ゾーン分けしたいところです。

そして、売上が落ちている商材があれば、
どんどん縮小させ、売上が伸びるものがあれば、
棚を拡張する。

当店では数年前までの
目玉だったゲーム売場が半分くらいになりました。
単行本や少女コミック、ワイドコミックの棚も
減りました。

逆に時代文庫や新書の棚は増えました。
目立つ所にフィギュアを飾るようにしました。
少しづつで良いんです。

だんだん自分の店の話になってしまいました・・・

ただ、古本屋なんですから
100%のお客さん目線で
お店をつくる事は出来ません。

買取でお客さん望む商品が
集まるとは限りませんからね。

そうなると、
お客さん目線を意識しつつ、
お店にある商品とのバランスをとる。

ということが大事になってきます。

まあ、
結局は一言では言えないという事ですね・・・

しかし、
・お店に入る気にさせる
・お店で買う気にさせる
これはやはり陳列でしか表現できません。

お店をデザインする・・・
とても大変ですが、
売上が上がると楽しくなります。

中途半端に大きいお店では大変ですが、
小さなお店であればスグできます。
是非考えてみてください。

明日は「商品の見やすさ」について
書きたいと思います。