「聞く技術」が人を動かす―ビジネス・人間関係を制す最終兵器 (知恵の森文庫)/伊東 明


「聞く技術」が人を動かす

すべては「聞く」ことからはじまります。

聞くことの大切さ は こんなにあるのです。

相手が楽しい気持ちになります
有益な情報がどんどん入って来きます
人から好かれます
相手をより深く理解できます
相手に気付きがおこります。

会話を豊にする基本テクニック

オープン・クエスチョンで始め、クローズド・クエスチョンで
確かめる。こうすれば話題が広がって行きます。

A 好きな食べ物はなんですか?(オープン)
B リンゴが好きです。
A どんなリンゴが好きですか?(オープン)
B 富士かな~
A 青森のリンゴですか?(クローズド)
B 青森が有名ですけど、他でもあるんです。
つづく

決して クローズド・クエスチョンだけにしないこと
何故か?

あなたはリンゴが好きですか?
仕事をしていますか?
住まいはマンションですか?一軒家ですか?

調書を取られている気になりませんか?
これでは相手が喋りにくいし、会話が広がって行きません。

話しを深めるコツは「相手がそれについて話したい!」
というキーワードを見つけることです。

A この間の休みどう過ごしましたか?
B 旅行に行きました
A どの辺に行かれたのですか?
B ハワイです
A ハワイですか? どうでした?

この後は体験談が自然と出てきます。
最初のキーワードは「ハワイ」ですね、
会話の中でどんどん見つけて行きましょう

そして時より要約してあげましょう

「ハワイでこんなことやあんなことが有ったのですね」

そうすることによって相手の中でイメージがはっきりしてきます。

コツは相手の心のなかに絵が浮かんでくるような聞き方をすることです。

質問する時も 答えやすい質問から 聞いて行きましょう

×「人生ってどう思う?」(オープンですが、難しくて答えられませんよね)
◯「あなたは 出世を取るタイプですか?家庭を取るタイプですか?」

こうやって相手が思っていることを引き出して行くのです。

そして相手が 質問されて気持ちのいい質問をしてあげて下さい。

×「それでキャリアアップに繋がるの?」
◯「そこで学んだことは、どんなふうに活かせそう?」

話しを聞いている時の相づちのレパートリーを増やしましょう
「ほう」「へえ」「へん」「ふーん」「そう?」「あら!」
「おや!」「はいはい」「ふむふむ」「ふーむ」「なるほどね」
「そうなんですか?」「そうなんだ」「そうですね」

これにプラスして感情も乗せてあげましょう

そして相手の感情があらわれている台詞をリーピーとしてください。
人は感情表現をするとき、表情や声のトーンに抑揚が付きます。

A「あの映画すごかった!」
B「すごかった!んだね」

そして 相手の会話を広げるために 言い換えをしてもかまいません。

A「あの映画すごく楽しかった!」
B「ああ、面白かった!んですね」

これによって 楽しかった+面白かった というキーワードで
話しが広がって行きます。

そして 表情は相手の感情の2、3倍にして共感してあげましょう

褒める時もおなじです

話している相手とのポジションも意味があります。
『心理戦で絶対負けない本 実践編』

■正面のポジションは交渉に有利 1m
■相談事には真横ポジション 30cm
■斜めポジションは話しに集中できる
 心臓と反対の方に座ってあげましょう、不安がなくなります)

女性と男性で会話スタイルが根本的に異なります。
『女にいらだつ男、男にあきれる女、すれちがい会話に学ぶ心理学』
女性スタイル 「そうそう」と共感しながら話す。
男性スタイル アドバイスしてしまう。ロジカルに話す。

相手が会話に乗ってこない時は 相手に話してもらいたい内容を
自分からどんどん自分の話しをして行きましょう。

相手の両親の話しが聞きたい場合 自分の両親の話しをして
地ならしするのです。そうすると

うちの両親。。。。なんだよね おたくの両親はどう?

って 相手が話していなくても 両親という会話の中に
いるので、自分の両親の話しをしやすくなるのです。


「聞く技術」が人を動かす―ビジネス・人間関係を制す最終兵器 (知恵の森文庫)/伊東 明