図解ランチェスター戦略経営入門 (サンマーク文庫)/ランチェスターシステムズ


ランチェスター戦略経営入門

現在は予測困難の時代といわれていますが
マーケティングの世界では「検討はずれ」とか「見込みちがい」
などということは許されません。

それは、予測が当たるか当たらないかによって企業の運命が
大きく左右されてしまうからです。
したがって、確実な成果を目指して予測なくてはいけない

予測は戦略です。

戦略とは敵に勝つためのベストの方法を編み出していくこと
1.中核になる思想
2.戦略を機能させる組織
3.その組織を動かす為の行動(戦術)

つまり戦略とは目に「見えないもの」戦術とは「見えに見えるもの」です。

戦術には弱者の戦略と強者の戦略があります。
自分が弱者か?強者か?によってその戦は全く違ってきます。

ただし、新しいことを始めるときは弱者の戦略を使いますので
その意味では弱者の戦略の方がより原始的な戦略といえます。

その弱者が勝つ為の戦略がランチェスターです。

ランチェスターの第一法則は「一騎打ちの法則」と呼ばれ
接近戦で戦った場合の戦略で 数が多い方が多く生き残る
という法則です。
「兵の数=武器効率×兵の数」
10ー8=2 10人の方が2残ります。
武器が一緒であれば 兵が多い方が勝ちますね

そして
ランチェスター第2の法則は「集中効果の法則」
こちらは数の2乗で聞いてきます。
「兵の数^2=武器効率×兵の数^2」

√10^2ー√8^2=√36=6
10人の方が6人残り、8人の方が全滅

さが大きく出ます。

第一法則は局地戦、第2法則は広域線に使います。
言い換えると第一法則は弱者、第二法則は強者の戦略です。

もう一つ重要なことは武器の性能にあまり差がなければ兵が少ない
方が必ず負けるということです。戦は先進力よりも数で戦う
全体の式を高めるには小さな戦でもいいから勝つこと

弱者の戦略は
・局地戦を選べ
・一騎打ちに持ち込め
・一点集中
・敵の分散

最小の損害で最大の戦果を上げるには全精力の1/3を戦術に
2/3を戦略に配分すること。

これをマーケティングに持ち込むと一点集中こそ弱者の基本
集中する物は
① 地域
②得意先
③製品
の局地戦を重視しましょう

大きな敵にミートされない様に敵が少ないところを見つけること

そしてプロセスを重視、三点攻略法
点の地形、線の地形、面の地形
そのノウハウとは最初っから中心部に攻撃をかけるのではなく
外の3つの地点を順に追っ手徹底的に叩いていき
三点制圧が完了したところで
初めて三角形の面のど真ん中へ向けて攻撃を開始する。

これをマーケティング戦略への応用として考えたらどうだろう

敵の弱いところから攻め
点が攻略できたら2点目をとり、線にする
線が攻略できたら、3点を取りに行き
3点目を攻略したら、面ができるので
中心地に3点から攻撃をかける

これをドーナッツ作戦と言います。
相手の本拠地に攻め込むのですから、思い切った総力戦が必要です。
そこを攻略したとたん 販売は40%のシェアーまでジャンプします。

ブログでは図を書けないので 多くの事例が本に書いてありますので
読んで下さい。


図解ランチェスター戦略経営入門 (サンマーク文庫)/ランチェスターシステムズ