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「この世をば」を読んだので、同時代の古典を著者が紹介しているこの本を読みたくなりました。
大学時代はつまらなかった「大鏡」だが初めての懸賞小説の舞台として二度目に読み直したら魅力的な作品だったとのこと。「大鏡」の作者の推定や書かれている内容についての分析を語ってくれます。

が、私としては「大鏡」がいかにおもしろい作品かということよりも、「「この世をば」のあの場面は「大鏡」のこの部分をこう解釈して書かれたのか~」という感慨とともに読めたのがよかったです。

作者は最初(14人の天皇メモ)はつまんないので、原文読むのだったら2巻からにしようかな。いや、読まないかも・・・。栄華物語の方がおもしろそう。

大鏡 (1984年) (古典を読む〈11〉)/永井 路子
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